レビュー一覧

暖かいお話でした。ただ、本当に貧乏だったら こんなに色々食べれないよねと思ったりもします。ふたりとも とにかくやさしくて相手のことを思う夫婦でこんな夫婦が増えたら 世の中幸せになるよなと思います

ほっこりするお二人の姿とお料理の絵がとても良かったです。このお料理も大正時代に食べられていたんだと勉強になりました。

少々貧しいながらもほんわか暖かくなるような夫婦の日常の食事のお話だと思うのですが、時勢的に結構贅沢をしているような気がしてそこだけモヤッとしました。

旦那が売れない小説家の割に贅沢な生活してる。可愛らしい内容だけど読み進めるうちに腹が立ってきた。

１話ずつ読み切りでサクサク読めます。るり子さんが笑顔でササッとお料理をする感じが良いです。今では当たり前にある洋食が新鮮に思え、読んでいるうちに、すぐにでも食べたくなります！

今では何気ない料理がこの時代では珍しかったり高級だったりする料理が多いのが読んでいてわかったし、るり子さんの旦那さんに対する愛情が健気で良かったです！

今では当たり前の料理が、まだ一般的ではなかった時代のお話。愛する旦那さんのために、日々料理をこしらえる奥さん。昔の料理は、見栄えはよくなかったかもしれないけど、手間ひまがかけてありました。読んでると、お腹すいて、食べたくなりますよ。

作家さんのファンですが、この作品はあんまり好みではありませんでした。主人公がいい子すぎるのと、旦那さんの見た目が冴えなさすぎで、いまいち興味が持てません。さらに資産家の二男じゃ、物書きが道楽にしか見えないし、主人公も実家が裕福そうで応援する気になりません。もうちょっと貧乏でも二人だけで頑張る夫婦だったらよかったな。

また安易なメシものかよ～…と思いきや、面白かった。特別、他のメシものと差があるとするればやっぱり旦那様に対しての自分の気持を伝えるためにお料理している姿がていねいに描写されているところかな？ガツガツゴハンをかきこむ女の子やアヘ顔やイキ顔で無駄にえろくゴハンを食べる女の子のメシものに辟易してる人にはいいよ。

あったかくて心優しいストーリーです、お腹は空いてきますが心はいっぱいになりますよ。