レビュー一覧

☆4.5。パニック障害を抱える香坂と、毒舌生意気だけど頼りになる後輩熊谷。パニック障害の原因とも関わりのある後輩の正体は…。バラも少し読んだのですが、まとまったら１クールのドラマみたいな仕上がりでした。クサい気もするけど私は嫌いじゃないんだなぁ。ただ、香坂の顔が熊谷に抱かれてからものすごく変わって、最初と最後比べたら同一人物とは思えない(笑)。狙いでしょうからいいんですけど。病気のことは個人差大きく人それぞれだから、そこにはあまりツッコまないで読んで、と思います。私はとてもスッキリした読後感です。

以前の作品が好きだったので購入。でもこの話はあまり心に響いてこなかった。パニック障害とか別室登校とか、性格悪そうな先生とか色々面白い要素があるのに、活かしきれてない感じがする。ストーリーも人物の動作（コマ割り？）も会話も、繋がりが唐突すぎて感情移入出来なかった。

あくまで個人的な意見ですが、飛ばして読むほどつまらない作品でした。自分の見る目がなくクズな男と付き合って酷い振られ方をしただけなのに、悲劇のヒロイン気取りすぎ。確かに酷いクズな男でしたが、そんな人と付き合った自分にも責任があるのだから、さっさと忘れてしまえばいいだけなのに、いつまでもクジグジ悩み自分で自分を精神的に追い込んでいく。全く共感もできないし、ただイライラしました。世の中には悪い人間なんて沢山いるんだから、自分の身は自分で守らないと。

何時も胸の奥深くをギュッと、狂おしいほどに捕まれるんですよ。今回は嫌な奴がいるってレビューを読ん、二の足を踏んでたんですよ。。。ただでさえ切なくなるのに、なんてことするんだあぁ〜、主人公達をこれ以上泣かせないでと。・・・ほーんと毎回作者様の思惑通り踊らされるのですよ。癖のある台詞回しもツボです。今回も堪能致しました。

ためし読み読んでみて面白そうだから、全編読んでみたのですが、パニック発作とかトラウマとか結構さらっとしてるので拍子抜けしました。菅原先生はどこで受けのパニックのことを知ったのでしょう。。。攻めしか知らなかったんですよね？何かいろいろ消化不良です。あと、受けの事情を知ってる高井くん以外のゼミ生の言動が事情を知らないにしても無神経さが際立って若干イラッとしました。

最初の2話くらいまでは微妙だったけど、最後まで読み終えると、すごくよかったです！2人とも自分を変えようと一歩踏み出していたし、気持ちの面でも理由がきちんと描かれていたので、よりハッピーエンドが素敵に感じました( ´ ▽ ` )ﾉ

パニック障害持ちのツンデレ受けという感じでした。受けが過去に好きだった教授がクズです。そのせいでパニック障害になってしまった受け。攻めにいきなり告白されてはじめは反発してたけどわりとあっさりくっついてしまった感がありました。1冊で終わってるからまあこんなもんなのかな。正直可もなく不可もなくでした。

なんとなく表紙買いをしただけなのですが、予想外に大好きな作品になりました！！初読みの作者さんですが、まずは行間の取り方がわたし好みでした。モノローグがありすぎたり、心情を文字にしすぎたりせず、ちょっとした表情や仕草で読者に読ませてくれる作品、これこそ漫画の醍醐味だと思います。王道といえば王道ですが、表現の仕方やキャラの魅力に惹かれて星５つ。他の作品も読んでみたいです。

試し読みしてみて、これはアタリだと思ったのですが、、勘が外れちゃいました。絵はとても好きなんですが。。ある意味読めないストーリー展開と、ちょっとクサい台詞回し。パニック障害の原因は結局先生だったのか？そもそも、パニック障害という設定は必要だったのかと思ってしまうほど、薄っぺらい内容でした。1番不思議だったのは、受けくんが攻めくんと初めて会った時を思い出したところ。そこから何故、「お前がバラしたのか」という言葉が出てくるのか。。なんだかページが抜けてる？！わたしの読解力が足りてないだけ？！あまりに理解できなかったので、もう一度読み直してみたいですが。。多分思うだけで読み返すことは無さそうです。

周囲に弱みを見せたくない香坂が、熊谷によって自分自身を受け入れ、障害を克服していきます。二人とも内面が可愛いく、ナイスカップルだと思います。教授が「鼻持ちならない男」で、バチが当たればよかったのにと、そこだけが残念です。