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BLという枠に収まり切らない作品でした。更に言うと、漫画というよりもアートワークに近いです。リアルな描写と活字が苦手な方には少し辛いかも知れません。
読む前から覚悟してましたが思った以上に解読にパワーのいる作品でした。短編集です。漫画というか明治とからへんの文学作品を彷彿とさせます。作者さん小説が書きたいのかな?と思わせる圧倒的な文の量ですが、絵も巧みだと思います。(ラフな描画スタイルはこれが訴えかける為の文字量と最良のバランスなのかなとも思いました)想像つくと思いますが、ラブ、ハッピーエンド、甘々というような物とはかけ離れています。人(主人公達)の心の叫びがひたすら描かれてます。同性愛というかあくまで人と人。自己とそうでない人。50p足らず読んだ地点でこれはとても自分の手に負える漫画ではない…早まった!!とも思いましたが最後まで読めました。イイともよくないとも思えませんが、キャラの状況にシンクロする瞬間に読んだら酷く傾倒する人もいそうな魅力もある本です。面白さという観点からの評価は難しいです。
かさかさの空虚感と、頭が割れそうなほど饒舌な苦悩とが同居している感じの作品集です。緩慢でもあり壮絶でもあり。最後の小話はクスッと笑えるところもあって、現実って結局はこんな味なのかも、と、読後は妙に府に落ちたような気持ちになりました
短編集ですが、全部、内容が似ています。自己嫌悪、堕落、自己崩壊。今の自分に似た状態なので共感できますが、自分の思いを自分勝手に吐き出している感じで、いわば作者の自己満足の世界に思えます。かなり自分勝手な作品です。
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BLという枠に収まり切らない作品でした。更に言うと、漫画というよりもアートワークに近いです。リアルな描写と活字が苦手な方には少し辛いかも知れません。