レビュー一覧

「雪の天使」も「欠けた景色」も単話で購入したので、アドリアンの後日編「So This is Christmas」だけ購入すればいいと思って、そっちを買ってしまいました。 失敗しました。他にも短編ですがアドリアンのクリスマス編がこちらに含まれてます。断然おすすめです。正確には「雪の天使」、「Another Christmas」(雪の天使の後日編)、「欠けた景色」、「Christmas in London」(So This is Christmasの少し前の話)、「So This is Christmas」(アドリアン後日編）、の以上5話が入ってます。 すべて草間さかえさんのイラスト付きです。私のように勘違いして取りこぼしてしまったファンもいるかもしれないと思ったのでお知らせしました。さて、 So This is Christmasの感想です。 長いこともう一度彼らに会えるのを待ち望んでいました。短編とは思えないほど濃い内容で、100%の満足度です。家族の問題、子供の問題、仕事の問題、離婚後のケイト、ジェイクの葛藤、アドリアンの不安。本編で描かれてなかった「私がもう少し知りたかった所」の全てをクリアにしてくれています。また、思ってもみなかった展開もありました。あのジェイクがと！驚きました。一歩間違えば滑稽になってしまう難しい場面ですか、2人のお互いを深く知ろうとする行為に不自然は感じず、むしろ綺麗だと感じました。私は読めて良かったです。いつもの2人の日常だったニヒルな会話と反発しあう姿が戻ってきたことも嬉しかったです。大満足なお話でした！作者さんのブログを覗くと他にも短編でちょいちょい二人のエピソードが載ってます。できればこれも翻訳版で出していただけたら嬉しいのですが...辞書を片手に必死に読んでますが、私のつたない翻訳では全く盛り上れず。お願いしたいです。全巻何度となく読んで、マップで検索して二人の行動を追うまでになってます。カリフォルニアに行ってみたい。楽しいです。

ああああーー!!!!ジェイクもアドリアンもおめでとーーーー!!!!本作品は、ちるちるのベストBL小説2018の候補に上がっていて、他候補作品も好きな作品ばかりだったので、ちょっとつまみ食い、ぐらいのテンションでアドリアンシリーズの１巻に手を出したんですが……この｢So This is Christmas｣まで一気に読めてよかった！５巻｢瞑き流れ｣のままじゃ、緊張感ばっかり、胸が苦しいままで(まあよかったですけど！)終わっちゃうところでした！この甘く優しいエンドに本当に満足です。でも続刊が出たらもちろん読みたいです！ちるちるのベスト小説2018候補、納得の小説でした！洋モノなので敷居は高いと思いますが、気になってる方々には、是非！読んでもらいたいです！最高でした!!!!

2つの短編と「アドリアン・イングリッシュ」の後日談が収められた短編集。そんな方はあまり居ないと思いますが、先にシリーズを読んでおくのは必須です。5巻でパートナーとしてようやく結ばれたアドリアンとジェイク。2人で新しい生活を始めながらもやはりお互いに対して臆病になり、一緒に居ることを夢のように感じる一方で「この幸福はいつまで続くのだろうか？」と不安になったり…。互いを愛する気持ちは理解していても、その幸せはいつかは壊れるのかもしれない。それでもお前と一緒にいることを選んだんだ。そんな二人の離れまいという想いがあちこちに表れていてハッピーでありながら終始切なかったです。そして待望のエンディング！結婚は単なる一つの形で勿論いつでも壊れる可能性があるのだけど(ジェイクとケイトのように)あれだけ普通の男であろう、普通に家庭を築こうと自らを偽り必死になっていたジェイクの決意を思うと、読者としての嬉しさもひとしおです。またこの作品にはリバという、一部の方にとっては受け入れられないシチュエーションが含まれていますが(M/Mでは当たり前に出てくるらしいのですがBL小説ではあまり見ないですよね)ともすると滑稽になりそうな場面でも新しい一歩を踏み出そうとするジェイクにとってはさぞ真剣な決意の表れ。私にとっては神聖でとても美しい儀式のように感じられました。草間さかえさんの表紙、シリーズではお互い目線を合わせながらも常に距離を感じていた二人が穏やかに微笑みあってる…！1巻から順番に表紙を見るだけでもそこに物語が… 草間さん、流石です！(テーブルの下では勿論二人の足がしっかりくっ付いてますよね？ウフフのフ〜)

大好きなシリーズの続編が読めるなんて！ほんと朝から興奮しました。すでに配信されてる短編2本とアドリアンシリーズです。短編2本は既読でしたがイラストが草間先生になってる！ということでこちらを即買いです。前のイラストレーターさんも好きでしたがやっぱりここは押さえておかねばと。『雪の天使』はおまけで１年後が数ページ載ってます。短編でもしっかり面白いのでおすすめです。アドリアンシリーズは前回の続きからです。二人の生活が垣間見えて、今までの苦しい思いを見てきた読者としてはほっこり、にまにましちゃいます。ジェイクの懺悔の気持ちもよく見えて、愛の言葉で溢れてます。そしてかなり驚いた！まさかのリバありです。いや、外国の作者様だから当たり前なのかもしれませんが、このカップルでは考えつかなかったです。私はリバ好きなので抵抗ありませんが地雷の方は参考までに。でも二人にとって大切な儀式みたいな感じでとても良かったです。ジェイクの家族問題も明るい兆しがみえて安心しました。とても幸せな二人が見れてこれで完結なのかな。大好きなシリーズなのでまだ続きが見たいです。作者様書いてくれないかな…。

最高ですもちろんシリーズを読んでる人にとってAmazonの読み放題でたまたまこの本を知ったのですが続編というか完結編は読み放題になかったのでこちらで購入しましたなんだかシリーズ通じてアドリアンはジェイクに辛い思いをさせられてるそういう感じが否めなかった2年後の再会でも他の男と仲の良い立場で傷つけたしでもこの続編でジェイクは全てを償えるくらいアドリアンに深い愛情を示してくれましたアドリアンを苦しませた彼と彼の家族の問題も少し希望が見えてほんとにハッピーエンドです外国人の書くBLはリアリティが強い分心に迫りますねミステリーとしても非常に面白かった

もう一度ジェイクとアドリアンに会えるなんて夢のようです。思ってもみなかったので、この幸せをどう表現していいのかわかりません。しかも、幸せそうな2人を見られるなんて！本作に含まれた短編は、どちらも既に購入済みなので、ジェイクとアドリアンの単作を買いました。もし、これに入っている短編をまだお読みでない方は、ぜひ、こちらを買って読んでくださいね。損はさせません。ジョシュ・ラニヨンは天才です。冬斗亜紀さんも凄い。また、この方の作品に出会える事を願ってやみません。

またアドリアンとジェイクに会えるなんて幸せです。とても幸せな、まさにクリスマスなお話でした。あまりにも嬉しくて、数日かけてまた1巻から読み直し、さらに続けてこのお話を読み、本当に幸せな気分になりました。ほかに2編の短編が入っていますが、そちらはアドリアンたちは出てきません。短編ながら読み応えはあり、さすがだなと思いました。

アドリアンシリーズは好きすぎて、いざレビューとなると思いが溢れすぎて、なにから書いていいかわかりません。他サイトで1巻から5巻までの本編を読みました。1巻で受けアドリアンと攻めジェイクの2人が出会い、2巻で結ばれ、3巻でゲスなジェイクが女性と結婚しアドリアンと別れ、4巻で再び結ばれ、５巻でアドリアンがジェイクと生きる決意をする、、、という流れです。なかなか結ばれない2人にもやきもきし、ジェイクのゲスさにイラっとするなど、昔の恋愛ドラマを見てる時の気分になりますし、推理小説としても楽しめます。アドリアン、モテるんだから、ゲスジェイクじゃなく、ガイやケヴィンを選べばよかったのに、、、今回の短編は、ようやく結ばれたアドリアンとジェイクのラブラブぶりを堪能できました。その上、まさかのリバ、、、。驚きました。自分の性癖を完全に認めたジェイクがアドリアンにベタ惚れなのも伝わってきたのが本当に良かった。絶対オススメできます。

二人で暮らし始めたジェイクとアドリアンの新婚さんぶりが愛おしいです。相変わらず事件に巻き込まれるものの、幸せがあちこちに訪れるクリスマスシーズンのお話で、とても温かくて優しい気持ちになれました。

まさにアドリアン・イングリッシュシリーズを最高の形で締めくくってくれた作品でした。本編を気に入ったなら絶対読むべき一冊と言っても過言ではない。番外編だからと言ってサスペンスにも抜かりはなく、事件を通して過去に立ち返り、さらに二人の関係を深いものにしてくれています。本編では続きを思わせるような含みのあるラストだったりしたのですがこの巻ではすごくすっきりと綺麗に締めくくっているんですよね。思わずラストで涙してしまいました。繰り返しますが最高のラストだったと思いました。ぜひとも読んでほしい。本編の続きだけでなく、ほかの短編作品も短いながらとても内容の濃い、読み応えのある作品だったのでとても満足です。個人的に欠けた景色の続きがとても読みたいです。