レビュー一覧

少し古い設定、というより少し前に描かれた作品だからですが、日本の働く女性が徐々に認められていく時代を描いていて、こんな風に、先の時代の女性が頑張ってくれたから、今の社会の女性の地位があるんだろうな、と思わせる作品です。まあ、もりた先生のギャグも冴えていて、決して真面目だけではない、面白い痛快な作品でもありますが。

本宮ひろ志夫人となったもりたじゅんの往時の作品。冒頭の二色絵が電子化に向いてないのは、古いマンガ共通の弱点。これも書きなおすべきだったと思う。

良家のお嬢様ゆえの上品さと溢れるバイタリティを併せ持ったヒロインが、ガッチガチの男社会で活躍するサクセスストーリーです。些かとんとん拍子な展開は青年誌のネオン物──野心家のホステスが夜の世界で順調にのしあがってゆく──を思わせますが、そこは女性向け、更にはベテラン作家の腕、生々しさを抑えたひたすら痛快な展開でした。

1冊無料公開中から久しぶりに全巻読んでしまいました。素敵な男性がいっぱい。それに頑張り屋の主人公もとってもいい。でも区切りの良いところで終わってはいるとはいえ、もう少し続きが読みたかったな。

お金持ちのお嬢様がコネなし自力で祖父が会長を務める大企業に就職し 持ち前の快活さと度胸で、成長して行く痛快ストーリー(^o^)こんな人生あこがれちゃいますね〜

当時の社会的風潮やトレンドが色濃く反映されており引いてしまったり微妙に感じる部分も多々ありますが、主人公雛子の人柄でかなり中和してヘルシー仕上げに。努力家だけれど変に力の入っていない彼女の美点が、仕事に情熱を燃やす女性をステレオタイプに押し込まず、作風を一味違ったものにしています。 ギャグもたくさん盛り込まれているのにうるさくならないのは、本当に作者の手腕だと思いました。

１巻無料キャンペーンにつられ、それ以降の巻は１チケにつられて読みました。おもしろかったけど、１巻と２巻で登場した男性２人とくっつくと思っていたので、少し肩すかしをくらいました。

ありそうなお話ですが主人公のバイタリティーが良かったです。

頑張り屋の主人公に元気が出る作品です。女性が仕事上でぶつかる壁は今も少し残っているところがあるなあと思いながら読みました。

ちょっと型破りな人間が、会社にはいってまわりを振り回すってストーリー好きです。