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ヒロインはヒーローに酷い言葉に傷つけられて二度と側に寄せまいとしますが、別れている間も、彼女の部下に自分のデルタフォース出身の兵士を秘密裏に護衛に就かせ、ヒロインが彼の元を離れる時もナニー兼プロの護衛を就けます。城にいる間は徹底的な監視、情熱的なプロポーズ。城から出て行くヒロインのあとをすぐさま追いかけ、、、。溺愛と言わず何でしょう？これだけされたら別に愛してると言われなくても、というか愛してる以外の何者でもない気がするのですが？

初めから惹かれあっているにもかかわらず ヒーローの家族崩壊がヒロイン父親に原因があり 素直になれず ヒロインを傷つけます。傷つきながらも 前向きに生きてきたヒロインの前にヒーローが現れますが、その間 影からヒロインを見守ってきたわりに まだヒロインのことを誤解しているのが疑問。しかも自分の親友がヒロインの双子の片割れと結婚しているのに ヒロインだけを険悪しているのが不思議。と突っ込みどころも多々あります。子供がいることがわかり結婚を強要します。もちろん すんなりとはいきません。そんな 二人の掛け合いは、面白かった。

ヒロインの父親のせいでヒーローの家族が崩壊してしまったことは辛かったと思いますが、ヒロインを金持ちで苦労知らずの我が儘令嬢と一方的に決めつけヒドイ言葉や態度で傷つけたことは、やはり最低な行為であると思います。子供の為と言ってヒロインに家族になることを強要しますが、ヒーローは傲慢過ぎます。ヒロインはそんなヒーローにただ流されるのではなく、しっかり自分の考え方を伝えられる強さを持った自立した女性で応援したくなりました。