レビュー一覧

作者買いです。ハーレによくある、姉妹の残した幼い子供を頑張って育てている貧しいヒロインの所に、裕福な生物学上の父親が、存在を初めて知った自分の子供を奪い返しに来る話です。ヒーローは、お金持ちではあっても桁外れの大富豪ではないからか（笑）、この手の話の平均的な父親よりも穏やかで傲慢度は低く、ヒロインもギスギス喧嘩腰で頑なな女性ではないので、二人に好感を持つ事は難しくありません。特に、「雨の日はレインコートが着られる」「（二人の）共通点はビリーが大切なこと」と言えるヒロインの性格が好ましいです。ユニークなのは、外部からの圧力が、二人を引き裂くのではなく打算的結婚を選ばせる方向に働く事で、読者もヒーローの真意を測りかねるまま、段々と打ち解けて行く二人を見守ることになります。ヒーローは割と早い段階で生育歴からの心の傷を告白し、ヒロインとの間に絆が生まれます。ヒロインは芯が強く心優しい女性ですが、育つ過程でやはり傷付けられています。二人がすれ違うきっかけとなる出来事にしても、驚天動地のドラマチックさとは無縁な為、そういう物語を求める方には物足りないかも知れませんが、読者が二人の心情に寄り添えるという点からは、丁度良い程合です。焦点の子供が、これまたよくありがちな、大人（と物語）に都合の良い極端に天使な子供ではなく、普通の赤ちゃんなのも好感度高いです。花津さんの素朴な温かみのあるキャラがよく似合う良作です。

「雨は嫌いだって言ってたくせに」、「 君となら好きなんだ」。とても素敵なお話しです。自分たちは、正反対な育ちと性格だとヒーローもヒロインも自覚しているのですが、違いを探すのではなくて、違う部分を認めあって、いっこでも共通点があるとそれを楽しめる。エピローグでの二人の会話にそれが著されていて、しみじみしました。

ヒロインがめちゃくちゃいい子です。赤ちゃんもかわいい！ヒーローがちょっと頼りないかな

なんか良かった。心が暖まる物語でした。ヒロインの人柄に☆５つけたいですね。ヒーローはしっかりものできっちり派でも純粋でおだてに弱いとても良い関係の夫婦でした。

作家さん買いです。途中いくつもスカッとするシーンがありました。定番かもしれないけど育児を舐めてる男の人が痛い目にあうのは爽快です。面倒な日常生活を工夫して楽しく過ごすヒロインにも好感が持てました。若干盛り上がりに欠ける気もするけど場面場面が面白かったので読んで良かったです。

なぜこうも子供のためだとか子供と離れたくないと言ってお互いの愛を確かめずに便宜上の結婚をしようとするお話がHQには多いのでしょうか？結局結婚してから愛し合い夫婦2人と子供はうまくいくのですが現実世界だとうまくいかないことの方が多いでしょう。ファンタジーとして読むにはとても良く出来ている良いお話だと思います。

良かったです、最後はウルっときてしまいました。ヒロインの飾らない素直な性格が良かったです。ヒーローは 文句なしの素敵さで、さすが花津先生です。

ヒロインがとても可愛かったです。お話も素敵

作者さん買です。ストーリーも面白い、絵も素敵だし良かっがたです。

とても良かったです。ラスト、もうちょっと良い勘違いで盛り上がって欲しかったかな。素敵な主人公達で、幸せになってほしいです。