レビュー一覧

１巻をレンタルしました。推理小説を沢山読んでる方には物足りないかもしれません。 事実と真実は異なるとか、男社会で頑張る女性警察官とか、娘との付き合い方に悩む強面警察官とか…。 主人公がどんどん語りますが、周りの人たちは都合よく振り回されすぎです。 既読感のある内容で、ふ〜ん、と言う感じでした。掲載誌が少女漫画雑誌なので、これでいいのかなぁ。

おばさんがしたら煙たがれるお説教を、若い男の口を借りて言ってる感じ。若い男の口借りれば反論されても「汚れた大人にはなりたくないですね」的なこと言って論点ずらせばこちらの勝ちみたいな。漫画家なら漫画の内容で伝えたいものを伝えて欲しい。登場人物に作者の主張をだらだら喋らせるとかストーリーテラーとしての矜持はないのかとか思った。第一話がまあまあ面白かったから残りをレンタルしたけど、最後の方はギブ寸前。でも確認できてよかった。ずいぶん偏った視点のネットネタの寄せ集めみたいな蘊蓄に人々が感化されて物事が解決していく話でした。伏線が面倒臭い上に現実離れしていて回収に興味がなくなる。ページ丸ごと表示の方式なので、スマホで見ると手書きの細かい書き込みが不鮮明だし、拡大するとページが飛んでしまいなおさらストレス。ストーリーに直接関係ないからネタバレにはならないと思うけど、「桜の木にピンを刺せる人なんだ」と残念がる主人公が、ヘアアイロン買って髪を真っ直ぐにできたけどイケメンにはなるわけではないのに気付いて使用済みのヘアアイロンを「返品しよう」とか言う。是とする価値観が偏りすぎ。あえて言えば今時のフェミニスト、海外上げのグローバリストには受ける漫画だと思う。

とりあえず評価を低い順にして☆一つの口コミ見れば本作を読んだと言って良いと思います。一番嫌いなタイプの漫画です。

作者との感覚の違いなど感じてしまうと難しい作りかなぁと思う。例えば「それページの上半分使ってドアップでそんなにドヤって言うようなことか？」とか、「私は全く納得しなかったけど、ここにいる人たちは何故か全員納得したようだ」みたいな感じですかね。そこは「まあ世間はそんなもんかもね」程度で流せれば面白い漫画かなぁと思いました。私は合う合わないは別にして、作品にはそれなりに作者の哲学というかが見えるほうが面白いかな。ドヤる時の描写がみんな同じなので、もう少し色々パターンがあるといいなと思いましたが、若い子向けの漫画でもないだろうし、「これだ！」って意見を言わせる時の演出ってみんなあんなもんですかね。

普通かな…期待しすぎました。前作でもそうでしたが、その場を収めるまでの流れや脇キャラの心理変化がやや強引で不自然。現実世界が舞台で主に会話だけで進むような内容だと余計気になります。主人公に（誰もが考えたことがある不満や作者の主張を）語らせる為に間抜けで横暴な大人を出すのも相変わらず。あとがきに舞台劇のイメージとありましたが、なるほど脇キャラは聞き役でしかないのだと納得できれば楽しめるのかも。作画も最初は丁寧だったのにすぐにいつもの殴り描きに戻ってるのが残念。個人的にこの作者さんがよく描く、舌を上にべろんと出す顔がかなり苦手なので何度も何度も出てくるのはキツかった…。

前の方の刊はおもしろかったが、最近は特に外国と日本との比較が鼻につくし、都合のいい恣意的な物語になってる刊の最後まで読まない漫画はめったにないが、読みたくなくなって投げ出しちゃった

最初は面白くて最新刊まで買っちゃったのですが、男と日本の悪口ばかりになってきて、面白くなくなりました。3巻ぐらいでやめとけばよかった・・・。

レビューで絶賛されている、ちょこちょこ挿入される「深良いハナシ」は、SNSやTwitterをある程度やってる人なら一度は目にした事があるような、弱者に寄り添うバズった共感ネタを集めた感が見え隠れして、まぁひと昔まえならそんな作り手側のネタ元とかまで分からなくて良かったのでしょうけど、昨今デザインでもアイデアでもネットで人のネタをサクッと収集する風潮が嫌いなので　ちょっとあざとい感じがして興醒めするのでマイナス１にしました。めんどくさい読者ですみません。率直な意見です。ストーリーは秀逸だと思います。

フェミニストと海外崇拝者以外は読んでも面白くないと思います。

珍しい話。推理ものではない。日本のおじさんが嫌いな人は面白いのかも。あと母親批判するなーと不満ためてるひとは。そこらへんに女性寄りの作者の強いこだわりが込められて何度も男性ってよくこう言うけど、みたいな皮肉が出てきます。ただ、人が語る皮肉を聞くとか、文字が多くて疲れた。漫画というより会話形式のチャットだね。バサラを期待するべからず。