レビュー一覧

相変わらずの不思議な世界。たとえようの無い面白さ。よくもまあ思いつくもんだ、感心します。

蔵書に憑りつかれた男性の哀れな最後が何とも。

本に取り憑かれた人の末路がとても怖かったですが、同時にとても面白かったです。

伊藤潤二さんが好きで、購入して読みました。絵がとても綺麗です。

むかし雑誌掲載時によみました。あいもあわらずの不条理ホラー。どうなるのか予想できませんでした。しかし、本好きならなんとなしに本を捨てるとか無くなるという恐怖は分かるかも。まあ、こんなことにならないように外部記憶あるいは外付けディスク的なものとして電子書籍を利用しましょう。そう！この主人公も自炊すりゃよかったんですよ。

狂気と、切なさが渾然一体となって、迫ってきます。先生の丁寧な仕事ぶりも、蔵書の表現等で見られ、好きな作品です。

話自体は途中でちょっと飽きてきましたが本を描く仕事の丁寧さが素晴らしいと思いながら読んでいました。伊藤潤二先生の作品は丁寧繊細な独特のホラータッチが物凄く好きです。

好きな話です。伊藤先生の漫画っていう感じの気味悪さが良いです。

伊藤潤二ファンです。人間の欲望(今回に至っては愛？)狂気を感じるいつもながらの感じです。