レビュー一覧

極道ものBLは数多いけれども、これほどハードなものは珍しいでしょう…ハードバイオレンスエロス！　暴力・グロ・痛いH（ついでに関西弁も）が苦手な方は要注意です。商業誌として出ちゃっていいの？というくらいでBL初心者の方には自信を持ってお勧めしません！（笑）攻の九堂のあまりの鬼畜・ケダモノ・変態ぶりに、主人公で受の蓮（まだ17歳）がいつ腹下死（？）しても不思議はないくらいでこれを読んだ後は、他のBLヤクザたちがジェントルマンに思えてくるほど。ただそこに狂気とも言える深い深い愛情が横たわっているので、ファンタジーの形としてはアリなのかと思います。萌えは期待してはいけません。数年は確実に読み返さなくて良いほどお腹いっぱい…　（でも続きがあるんですよね〜　ますますケダモノぶりがエスカレートしていくのは確実なので、怖いもの見たさみたいなところはあります）

はぁ〜。凄かった。熱かった。なにが凄いって、攻め様の獣っぷりの凄まじさに！ほんと驚愕！！こんなに攻め様に対して本気で恐怖にゾッとしたのは、初めて。今まで読んできたBLにはいなかった、強烈なキャラ。殺人鬼で、受け様の吐瀉物にまで執着する気狂いぶりなのに、惹かれてしまう。愛を感じて、可愛いと思ってしまう。もはや私は、受け様同様、スーパー獣攻め、九堂の虜。九堂「ええか廉。わいを拒絶したら、その場で殺す。理解せえとは言わん。自由が欲しいなら力で奪え。わいも力ずくでお前を奪う。そういう愛し方もあると知れ」喉を喰い破らんばかりの激しい接吻！これが2人の初めての、キスシーン。もう、獣すぎ！九堂これ、本気です。本気で殺すからね。熱さが、伝わる大好きなシーンです。続編はやく電子化して〜！

とても人を選ぶ作品だと思います。文章は上手いしちゃんと読ませるんですが、内容が生理的に無理な感じの人もいると思います。いろんな人のレビューをよく読んでから、チャレンジしてほしいです。

俠気溢れる久々に濃いのを読ませていただきました！昭和のヤクザ映画を彷彿させる獣漢 九堂 と 組長として未熟な廉との遣り取りが熱い！笑。愛も喰らいたくなるほど深い愛が描かれてたり、作中結構エグい描写がありましたが、多分書かれた時代がそういう時代だったのかなぁと世紀末ではないですが隠微な時代（エロ・グロ・カニバ等）が耽美と相まってた時代の作品なのかなぁと勝手に解釈しています。個人的には面白く読ませていただき大満足でした。

かなりキツかったですね。SM初心者の私には、ちょっと、ハードル高すぎました。攻めの愛情が行き過ぎちゃって、もう、わかんないです。

恐いもの見たさとお徳に釣られて読んでしまいました。まあ、激しさはありますがそこまでグロくなかったかな。心の準備さえしていれば大丈夫。容赦ない極道の生き残りをかけた血と愛憎の話でした。

先の評価にあるように、読み手を選ぶ作品かもしれません。ホラー好き、スプラッタ好きの私は全然ＯＫ、いや九堂さんもっとやってもいいですよ、くらいでしたが…笑。前半は愛を感じませんでしたが、後半から少し見え隠れし始めます。怖いもの観たさで、続編も読ませて頂きます。笑。

極道愛、肉体と魂のぶつかり合いが凄い。身体を張って抗争して最後は相思相愛で、相手の為に死ねるかの世界、ふー。

一言で表すのなら、エログロですね。想像を逸したグロさが際立ってますが。ただ、どんな目にあっても受けが気丈であることと、組員の繋がりが厚いことに、だいぶ救われました。攻めは分かりやすいのか、そうでないのか、それすらも判らない愛情を見せてくれます。地雷ポイントをあげるとキリが無いほどの、上級者向けであることは確かです。

後書きに「内臓系オラオラ小説」だと書いてありましたが、ま・さ・に。なかなか他に例を見ない、と言うかBLだと思って読んだら、ホラーだったぐらいの衝撃でした。(注:ホラー小説ではない) でも、良かったから星5つ。何が良かったのかは、説明が難しいところ。