レビュー一覧

高校生の時に友達から借りて読んでいたよしながふみ。今回このサイトの中で発見して、読み漁っています。この作品についても、昔読んだ短編もふくまれていてとてもなつかしく思っています。よしながふみは時代背景をすごーく調べて描いている感じがして、文化も知るのがとてもたのしいです。

昔、漫画を読まない母が買ってきて読んだ作品。そこからよしながふみにハマったとも言えます。丁寧に描かれた感情や、描かれないその場の雰囲気や心がとても好きです。この頃から既に飯テロですw

作者買いしましたが満足です。私は2作目の方が好きですがどっちを取ってもストーリ展開のうまさ、絵の美しさには脱帽です。

よしなが先生特有の、淡々とした描写でありながらも、人に対する深い愛を感じられる作品です。誰もがどこか欠落していて、だからこそ愛すべきものであるのでしょう。

二つの深くて心を震わせるお話を堪能しました。何度も読み返して、どういう人間関係かを確認しながら読んだので、今度は一気に読みたいと思います。オススメの一冊です。

とても深みがあり考えさせられる内容でした。作者には人間愛を感じます、厳しいかもしれない状況の中にも所々気持ち的に救いが感じられる一コマがあります。

今さらながらため息の出るような巧みさ。父子関係を軸にオムニバス展開で進行する1作目と異国の昔話を題材にしたような2作目。どちらも力みを感じさせず、心の深いところをまっすぐ突いてくる。痛々しく残酷なやり取りから、胸が温かくなるほのぼのとした会話まで、中心にあるのは誰かを愛おしく思う気持ち。派手さ控えめながら傑作と呼びたい。是非。

10本の短編からなる二本立てです。親子の関係を軸にしているけれど、人と人との間で育まれる繋がりが描かれていて、クスリと笑えて仄かに寂しい。それにしてもよしなが先生の描かれる男性は美しいなあ。

作者買いです。家族がテーマのお話でした。どちらも素晴らしいですが、私は特に後半のお話が好きです。

昨日なに食べた、から流れて来ました。良いお話でした。結構古い作品なのに普遍的なテーマのせいか、古さを感じさせまんでした。読後感の何とも言えない暖かさを抱きしめたくなります。