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小説・実用書『【電子限定おまけ付き】 共鳴』

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総合評価
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4点 4 2
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2点 2 0
1点 1 0

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2018-02-01
評価点
4
ぽわぽわさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
都地を「愛していた。惚れていた」と神月がまぎわらしい事を言うが、神月と都地との愛は、子弟愛って事でいいのか?先生から絵を習い、愛を教えてもらった。それはつまり、先生の絵を通して世界が愛あるものに溢れた素晴らしいものだと、初めて都地と共鳴した。それは、神月の人生を左右するほどの感動と、情熱を与えたという事でいいですか?まるでキリストを慕う弟子のように、世界に都地の愛を、作品を通して広布しなけらばという使命感に燃えていたという事でいいのか? そう考えれば、神月の行動は理解はできる。それなのに、神月が都地を先生ではなく都地と呼ぶ事に違和感がある。それは都地と神月は、一心胴体だという神月の思いからきてたものだからなのか?最初から、身分差的な関係から、都月と呼んでいた関係だったからなのか。神月と都地のエピソードがほとんどない為、想像するしかなく、答えが欲しい。神月と都地との過去、関係性をもっとはっきり と描いてくれていれば、神月にとっての、友馬と都地との愛の違いがもっと分かりやすかったのにと思う。そこら辺が曖昧なので、神月が友馬に愛を囁いても、まるで身代わりのようで、詐欺師的な雰囲気を感じて萌えられなかった。エッチにしても、トラウマを抱える友馬の為になんだろうけど、イカな過ぎじゃない? 遅漏すぎるよ!余裕ありすぎて、友馬じゃイケないのか!って思っちゃったよ。まぁ、神月の愛し方なんだろうけど。自分よりも友馬に快感を与えたいだけなのかもしれないのだけれど。私は、もっと切羽詰まった神月を見たかった。欺瞞の檻から解放された安堵と哀愁と未来への喜びに咽る神月を見たかったな。神月目線を見たかった。最後のホテルで友馬が寝た後のイタズラをどんな顔してやったのかと想像するしかなくて、悶える。まだ友馬に見せていない表情で、貪るように痕を付けまくる、それを見たかったよ!友馬と境先生の再開編も見たい。それに神月が嫉妬するなら萌える!あと、「まこと」は、遺影と捉えていいですか?それなら、なんとなく溜飲が下がる。もはや都地作品とはいえないし。隠したくなる気持ちも分かる。それに比べて「あおい」は、未来ある愛の切符の証。神月が画廊に飾って見せびらかしたくもなるだろうと、微笑ましい。とまぁ、私の妄想を膨らませてくれ、答え合わせをしたくなる作品でした。
2021-09-07
評価点
4
白雪さん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
人とこんなにも、熱く激しく、深く強く、心を伝えようとするやり取りをした事は、果たして我が人生にあったかな…?と読みながらシミジミ。相手の僅かな眼の光から、その心情を汲み取ろうとする心理描写が秀逸で、美しい表現力でした。途中から、「あー、この絵って、そーゆーことかなー?」と予想しましたが、最後はそーくるかー!という終わり方でした。大人っぽいBLなので、読み手は選ぶかも知れませんが、私はとても楽しめました。