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読み切り短編集。好きな作品は盤古。この作者のSFは頭の中の宇宙を見せられているようだ。実際にドッカンバッカンやり合うものでなく、延々と永遠に続く虚無を見せられる。試し読みを読んだとき、たまらなくこの作品の全てが見たくなった。つまり、終わりを見たくなったのだ。そして読み終わった今、人の頭の中を覗いている感覚は本物で、この作者の持ち味、引っかかりである、と改めて思った。ずっとそばにいてほしいか…?と言われれば、そうではなくまた放浪してどこかで出会いたい。故に48時間レンタルにしたが置いておく価値がないと思ったからではなく、放浪の末また出会いたいのだ。この感覚は面白い。漫画ではあるけれど、小説のようだった。
虚無をゆく。この作品だけでも読む価値あり!千年の孤独だ。スピリットサークルもめちゃくちゃ良かったので、読んでいない方は是非こちらもおすすめです!
いずれの短編も、続きが気になる終わり方をしている。作者の引き出しの多さを感じられた。「虚無を行く」については、ネットで色々と話題になっているだけあって、設定が面白く楽しめた。宇宙を泳ぐ魚というアイデアは、福島聡「星屑ニーナ」の雷魚をほうふつとさせた。誰しも子供の頃は認識する世界は狭くて、それでもその世界がすべて、という感覚を持っていて、それが生長し行動範囲が広がっていくにつれてどんどん大きくなっていく。ただ、その広がりも、人によって違いはあるにせよ、いずれは止まってしまうものだ。これ以上先は、自分が関われない世界、分かっていても、自分には届かない世界、という認識が、いつかは誰にでも訪れる。これは仕方ないことだ。とはいえそういった限界に達するまでの過程はひとが当たり前に体験する生長というものであり、普通は家族や社会の見守りとともに肯定されていくもののはずだ。そういった過程を経て、子供は大人になっていくのだろう。だが、その外部を「虚無」とされ、そこから先はもう何もない、という認識を、子供のうちに与えられてしまう、というのはどういう気持ちなんだろうか。そんなことを考えさせられた。
独自の世界観ある作品で短編だから読みやすいです!私は長編だと飽きてしまう事が多いので短編集はありがたいです。
Youtubeで承知されているいるのを見てレンタルしました。どれも読み切り というストーリーで良かったです。
レンタルすれば満足なものです世界観が独特で、向き不向きはあります
双子ちゃんのお話が良かったな…作者さんは日常に幸せを見つけるのが上手。
「竹屋敷姉妹・・・」と「まつり・・・」と「虚無をゆく」が良かった。「虚無をゆく」には「トゥルーマン・ショー」(1998)、「三体」(2008)、「アベンジャーズ」(2012)、などからのインスパイアが感じられSF好きには楽しめる要素がいくつかある。トラマド星人サロは「タイタンの妖女」(1959)に出てくるトラルファマドール星人のロボット・サロのオマージュだろう。絵がもうちょっと好みだったらいいのにとは思う。
特に好きなのは「まつりコネクション」と「今更ファンタジー」。でもどれもとても面白い。全部のせキャラにたびたび会いたくなって、時々本棚に帰ってくる。レンタルしててよかったなあと思う。
どれも王道をゆくストーリーではなくて、でもクスッと笑ってしまったり続きが気になったり。双子と虚無が好きです。
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読み切り短編集。好きな作品は盤古。この作者のSFは頭の中の宇宙を見せられているようだ。実際にドッカンバッカンやり合うものでなく、延々と永遠に続く虚無を見せられる。試し読みを読んだとき、たまらなくこの作品の全てが見たくなった。つまり、終わりを見たくなったのだ。そして読み終わった今、人の頭の中を覗いている感覚は本物で、この作者の持ち味、引っかかりである、と改めて思った。ずっとそばにいてほしいか…?と言われれば、そうではなくまた放浪してどこかで出会いたい。故に48時間レンタルにしたが置いておく価値がないと思ったからではなく、放浪の末また出会いたいのだ。この感覚は面白い。漫画ではあるけれど、小説のようだった。