レビュー一覧

吉原にまつわる話はドラマや映画や小説などいろいろありすぎて、正直この作品も「いろいろあるうちのひとつ」と思うような話で、あまりインパクトはありませんでした。でも絵が綺麗だし先へ読みやすい自然なストーリー運びなので、この評価にしました。

娼妓の悲恋を描いた一話完結の短編集です。趣きのある作品ですが、なにせ非常に辛い物語ですので、読む際には相応の覚悟は必要です。

廓の女性の悲しい恋物語という感じで、吉原の話が好きなら借りて損はないと思います。思いがけずハッピーエンドもあります。

この作者の作品や絵は好きだが、今作はあまりにも一巻のページ数が少なすぎる。サンプルを見るとオムニバスなんだろうと思うが、一つのエピソード毎に48時間でも課金していったらキツいなぁと。もう少しまとめて読めるならいいが...

どれも悲しい話ばかりでしたが…白蛇の話のヒロインは心では夫だけを一途に愛していたのは分かるんですが、どことなく10年近く前に不倫して旦那さんを自殺に追いやった某元女優と同じ匂いがしました…。

吉原も様々だと思うけどこれは辛い方の吉原でした。

仕事も恋も中途半端、見ててちょっとイライラする。

とっても悲しい気持ちになります。女は悲しい。

一話完結で、読みやすいと思います。悲惨な話が多く、読んでいて辛い気持ちになりました。

頭ノーテンキになれる甘々の物語なら内容薄くても絵がきれいならもてはやされるのに深刻になるものって評価辛くなるよね。読者が客だから客落ち込ませてどうすんのさ！！ということよね。でも、そんなこと以前にこの手の話は苦手。イヤ、根本的に何も解決してないねって落ち込む。人間だから人間が虐げられているのを見ると、そりゃ落ち込むよね。