レビュー一覧

昔のハリウッドの時代に興味があって手に取って見ましたが華やかな映画制作の裏にこのような事実があったとは知らなかったので勉強になりました。

面白い♫止まらなくなってます。事実と創作のバランスが良く裏話好きには最高。

日本の公安とも違いますが怖さは同じくらいです。小林多喜二を思い出します。

この時代のことをもっと知りたくなった。歴史を学ばないといけない。

古い映画はほとんど見ていないのですが（というかどこから見始めたらいいのか分からない）、この本に出てくる映画から見てみようと思いました。歴史の解釈は色々あると思うので、色々読んだり調べて自分なりの理解を深めようと思うのですが、漫画は全体像を掴みやすいのでその後に読んだものが頭に入りやすくなります。赤狩りについてはあまり取り上げられることがないので、ソ連の共産主義がなんで世界に広まったのか理解できなかったのですが、だんだん分かってきました。続きが早く読みたいです。

あまり顔を知られていない人物の見分けが付きにくいです。また、本当に史実の通りであるのなら、参考にした文献を記載しないと信憑性に欠けます。詰めの甘さが面白さを半減させてしまっているのが残念です。

雑誌で追いかけていて、紙で持っている派です。吊るし上げの場面はどんな組織においても見るに堪えませんが、１〜３巻までがドルトン・トランボが話の中心で4〜６巻にかけてエリア・カザンの話になります。今日、6巻を買いましたが、途中から又、ドルトン・トランボに話が移ります。60年代も近づいて公民権運動が盛んになり、キング牧師も登場します。映画好きには「ローマの休日」や「波止場」の製作秘話的な側面でも読めるかもしれません。カザンの愛人、マリリン・モンローも出てきたりして結構、多角的に楽しめます。2巻からは巻末に作者によるフィクションとノンフィクションの説明があったりしてそれも楽しめました。

歴史や政治に興味が無い人には向かないと思いますが、なかなか面白い作品です。

言葉と概要しか知らなかった過去の出来事について詳しく教えてくれる良作。

未だにこんなものが出ているのですね。被召喚者全員が、モスクワに本部のあるコミュンテルンの米国支部として創設された米国共産党の秘密党員ないしは協力者だったのは広く知られた事実なのですが。