レビュー一覧

絵がごちゃごちゃして読みにくい面もありますが、内容的には面白く読ませてもらいました。武蔵に対する復讐心から右往左往する主人公と、自分の意図とは反して周りの登場人物に振り回される武蔵の対比がなかなか面白く、人間模様も良く描けていると思います。ただ一点不満を言うなら、腐った父親だったと思わせる必要があるのは理解しますが、あまりにもページを割きすぎでしょう。ちょっと間延びしたかなという印象です。

武蔵の行動を理解するには、10回くらい読み直さないと無理かも。

流浪の浪人という感じでカッコイイです。一転二転する戦況が面白かったです。

とりあえずセリフが読みずらいのとコマ割りが悪いのか読んでて疲れる。２巻目は手を出さないと思う。

正直、所々わたしには少々読みにくいなと思いましたけど作品としてはまあまあおもしろかったです。歴史系が好きな方にオススメです。

平成とか令和の世じゃ書けない、ダークというか下品で人権無視なヒーローです。昔の劇画はこんな感じなのがわかって面白い。柳生好きな人はがっかりですね。でも武蔵と能役者の下りは笑ってしまったし、ちょっと痛快でした。最後は何だか騙されたような感じもしましたが、予想できなかったのは間違いありませんでした。武蔵が、晩年に島原の乱に参戦した説を思い出しました。

時代物の重みと絵力ある作品に魅了されます。