レビュー一覧

絵も申し分なく綺麗。短編らしくストーリにこだわらず物語の中の雰囲気を読み取れるような空気感も抜群でした。前の方々のレビュ－が極端だったのでちょっと不安でしたが、私的には当たりでした＾＾。

絵は綺麗でしたが、雰囲気だけって感じであんまり伝えたいコトとか伝わって来なかったなーと…。作者の中だけで話ができあがってて読み手は置いてけぼりになちゃってる感じが否めないです。正直お金払ってまで読むものではなかったなと言う感じがしました。酷評で申し訳ないです。

不思議な短編集です。何かいろいろと説明が必要な気がします。表題作の『神とペン』は神様？とアラフォーの漫画家のお話しです。自分的には表題作と『プリーズタッチヒアトゥオープン』の２編だけで良かった気がします。『プリーズ～』の方は義親子のお話しですが、何故親子になったのか理由が知りたかった。（ゲイで女の人がダメなのに父親になった設定）なので、このお話しを広げていって、６話の内３話は要らなかったかも？

短編それぞれキャラが立っていて面白かったです。ベタで引き締まった画面構成と独特の会話の調子がよくあっていました。上目使いの男の色気（小柄な先生の）が、どうもよしながふみさんを彷彿させて、気になりました。

意味深、何か含むような言い回し、行間を読むなどお好きな読者さんならお好みの作品なのかもです。大人のおじさんの恋路、若い未来ある人の恋路を読めます。少し苦くてちょっぴり甘かったです。

短編集。絵柄が劇画っぽいので好みが分かれそう。独特の雰囲気と絶妙かつ巧妙な台詞まわしで人間の本質的なところを描いている。それなのにとことんシリアスだったり、軽かったり、テイストはいろいろで。終わり方がどれも「読み返すと新しい味わいがありそうだぞ」って感じ。わかりやすいハピエンとか好きな人にはつまらないかも。

こちらもまた絶妙にわかりにくい短編集。ですが表題作含め半分くらいはわかりやすくどちらかと言えばふつうのBLに近いお話も収録されています。ただこの方のを読んでていつも思うのは、わかりにくさが味わい深さだということ。何度も読んでいると、こんなふうに読んでもいいよね、と感じることがあって面白いです。分冊版のほうだと作品ごとに選べるので、わかりにくいのが苦手な方はそちらで選んで読むのもいいかも。

ちょっと難解に感じたお話もありました。あと雪さんの好みがランバ・ラルって渋すぎる。

なんか青年漫画に有りそうな絵ですね。内容はファンタジーのようで私は着いて行けず、、苦手でした。神様か。。絵は好きなんだけどな。

お気に入りの作家さんです。ぐいぐい読ませてくれるのです。個人的には絵も綺麗だしストーリーも面白いし好きです。作中でランバ、ラルが好きってセリフがあってニマッとしました。