レビュー一覧

80年代の男子中学生たちによるエロにかける情熱とエロが繋ぐ友情の物語。作者の実体験も多大に盛り込まれたストーリーには当時を知らない世代にも懐かしさと共感が。登場人物が追い求めるエロはあくまでエロ本やゲームなど画面・紙面の向こうにあるカルチャー内に限られており、コメディタッチのストーリーと絵柄の可愛らしさも合間って生々しさはなく読みやすい。2巻で終了は惜しい。

確かにこの時代はネットも携帯やピッチもなかった。固定電話、新聞、雑誌、テレビ、、、情報を得るのはそれが普通だった。都市伝説や口コミも多く、こういうゲームセンターでのたまり場も大事な情報源だったなぁ。作品内容は男子向けのエロゲーム？の話だが、ギャグ寄りに描かれているので笑える。

中二病なんて言葉もあるくらいですから、中二時代って一番バカな時代なんでしょうね。

昔懐かしい世界にどっぷりと浸かれる作品でした。この時代だからこそ許された事って多かったんですね