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この先生のお話は関西弁に萌えます!ストーリーもしっかり、キャラも素敵で大好きな一冊になりましたー
シリーズ作ですが、これだけでも楽しめます。ずっと攻めへの思いを秘めていた受け。その思いが、漫才の邪魔になっていると苦しみ、切ない思いが良く書かれていると思います。攻めは自由人ながらも攻めなりに、絶対に全漫で優勝する、ずっと一緒に漫才をするんだという強い思いが伝わってきます。なので終盤まで甘さは余り無いですが、読み応えはあります。それでも攻めの気持ちが受けを大事にしているけれど恋愛的には見え難かったので、もう少し、その後の攻めからの甘々があれば良かったかなと思います。
受け目線で物語が進むので、受けの感情の機微はすごく伝わります。若干ウジウジしてるけど、すごく真面目で攻めに惚れ込んでる、いい子だなあって思う。ただ攻めの心情が伝わりづらいので、一部でも攻め視点のエピソードが入ってたらもっと良かった。でも脇役に至るまで魅力的で、作者さんが業界の色々をちゃんと研究してるんだなって感じるリアリティーがあります。無駄なモブキャラもいないし。漫才コンビの深い絆に萌える人は、かなり楽しめる作品だと思います。
実在のお笑いグランプリやコンビを思い浮かべてしまいました。久我さんの作品は、登場人物たちがしっかりと仕事に打ち込んでいるところがいいですね。
某漫才コンテスト(◯-1グランプリとか….)の季節がやってくると読み返したくなる1冊です。愛しく感じる相方愛やどうしても優勝したい熱い気持ちが現実味を帯びるようで、萌え転がること間違いなし。
お笑いに対する愛情がハンパない。恋愛はいつも通りの久我作品でした。13年ものの片想い、というお話でしたが、その辺のエピソードがちょい弱め。でも情熱が全てを上回ってるので最後まで飽きずに読めました。
シリーズの他作品は未読ですが、問題無く読めました。見た目は二枚目だけど天然不思議系な攻めと、攻めに十二年片想いしてる受けでしたが、攻めの、不思議で何考えてるかよくわからない具合が実に絶妙。ボケてるけどどっしり構えていて、受けに何度となく「大丈夫や」って言ってくれる場面がある。いい男だと思う。天然だし、意外にも受けの隠していた気持ちに気づいていて、コンテストで優勝するには受けの辛さを取り除く必要があるから、「恋人になろう」という、受けからしたら残酷なようなことも言えちゃう大胆な思考の持ち主。読みながら「両片想いなんだよね?」と私は信じていても、攻めの天然ぶりには受け同様振り回されました。でも、不思議としか思えなかった言動も、攻めの言葉には最初から何も嘘なんか無いんだと気づいて実にしっくりきた。漫才の内容は、台詞ではまったく描かれてないのに、上手くいった舞台、失敗した舞台が文章からよく伝わってきました。受けの片想いが大好きなので、思いきり切なくて胸が痛くて非常に楽しめました。攻めはバツイチでしたが、元妻も、元妻の連れ子も良い人でした。連れ子が変にライバルにならなくて良かった。
思いのほかよいお話でした。漫才って奥が深いのですね、あまり漫才には興味がなかったのですが、あとがきでシリーズものとあり、他の作品も読みたくなりました。二人の関係、壊すに壊さない、恋愛以上の漫才への情熱との間で強く揺れるところは、胸に迫るものがありました。後半は深野が甘くて、そこもすごく好きでした。
つらい片想いはわかるけど、自分の心に振り回されすぎでは?お相手もそれなら寝るよってのも乱暴な気がする。
一途に攻めを想う受けを、応援しながら読みました。面白かったです。
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この先生のお話は関西弁に萌えます!ストーリーもしっかり、キャラも素敵で大好きな一冊になりましたー