レビュー一覧

同級生再開モノでやくざ系〜綺麗で強い無表情なワンコとストイックで頭脳派の若。この組み合わせだけでも　大好物でしたっ＊　若目線編とワンコ目線の２部作です。

タイトル"若と馬鹿犬"とありますが、朗は御門が思っているほど馬鹿じゃないですよ。(笑)馬鹿と言うと向こう見ずで色々わがままやりたい放題というイメージで読み始めたけど、実際全く違いました。二人っきりになると我慢できない？しないけど、人前では絶対に御門に手を出さない。彼の立場をちゃんと理解しているし、本気でダメなら引くことも出来ます。主には絶対服従って言う構図大好きななので、これはストライクです♪朗は気持ちを出すのが、苦手て言うより、どうしたらいいのか分らない。家の事情で甘やかされる事がなかったから、感情が乏しいので、御門が途中悩みますが、すぐ解決しちゃう・・・男同士と言うことの葛藤があまり無いです。御門が綺麗な造形物が好きだからかもしれませんが、もう少し、男同士でっていう葛藤がはあった方が読み応えがあったかな。後半は、朗の目線からみた御門を楽しめます。もうどれだけ朗が御門を好きなのか分かって、カワイイなぁーってなりました！！Hの描写はあるけど、あっさりしてます。私には艶っぽさが足りなかった(笑)ので☆マイナス１です。

好みではない極道社会の設定ですが表紙絵に妙に惹かれ読んでみたサンプル内容と絵がビンゴ！で変な入り方しましたが(笑)結果満点です。どこかピンと緊張感が張り詰めたような作品の書き方がたまらなくて次が知りたい！って気にさせられます。キレ者のくせに超不器用なポーカーフェース(ただの仏頂面か？)の御門目線と洞察力に長けていて(御門のこと以外に)野生的カンは良いのに残念なほど感情欠落してる能面の朗目線の2部構成ですがこの書き方が面白い！特に朗目線の後半は切ない嵐ですが。彼は身寄りがなく愛情がわからないし執着するものすらない(この設定は反則技ですよね:笑)、唯一の希望を御門に見出してるのに、、美嗣が現れてからというもの「このインテリメガネ！なんてニブチンなのよ！」と本気でイライラしました(笑)弟、と登場時にピンときましたが説明しろよ、と。2人それぞれの立場なり思惑や感性が違う故のすれ違い、疑心暗鬼になりつつも結局は強く惹かれ合っている見えない繋がりみたいなものを読み取れてすご〜く嬉しかったです。うう〜ん、美しくも男らしい2人の絡みは最高です！

前半、若目線。後半、馬鹿犬目線。前半、馬鹿犬もとい、朗の真意が図りしれず、何で自分を抱くのかと悩んだり。分からないと答えられてイラっとする若に「かわいい」と思ったりもしたのですが。。。後半、朗をあんなに邪険に扱うなんて、読んでてムカムカしました。朗が可哀そうです（泣）。護衛なんて辞めてやるっ！って怒鳴ってやりたかったですよ。ほんと。あんたは年下の可愛い子だけ大事にしてれば良いじゃないの！って家出したかったですよ。ほんと。最後にあんなあっさり言うくらいなら、最初から言えよっ！人の気も知らないでっ！馬鹿は若の方だと思わずにはいられませんでした。個人的な感情が入って、★３つにしておきました。

馬鹿犬というよりコミュ障執着攻め。受けは素直じゃなく気配りゼロなんで、すれ違いばかり。それにしても後半の朗目線の話は切ないよ！

ひさしぶりによみかえしました。ばかいぬがかわいい

うーんもう少しひねりがほしかったかと楽しめましたが挿絵が欲しかったです（笑）

随分昔に借りたのですが、久しぶりに読み返し面白かったのでレビューしました。溺愛系すれ違い両想いデス。イライラ、モヤモヤしながらも離れられない二人が愛おしく感じます。

攻が執着系が好きなので満足度高いです。対人スキルはゼロだけれど、強くて美しくて一途な攻め。受は極道っぽくはないけれど、女々しくなくて、好きなタイプのカップルでした。気持ちが通じてからのイチャイチャがもう少し読みたいです。

キャラクターはそれなりに魅力的ではあるんでしょうが好みのキャラではありませんでした。この作家さんの作品は好きなものが多いですがこれはそうでもなかったです。