レビュー一覧

１チケ！？にまずびっくりです。「白の無言」の高橋×桐島の少年時代。二人ともタイプの異なる美少年。基本コメディタッチのいろいろなエピソードが収録されています。後半が表題作で二人の旅行話ですが、ここで二人のやや甘酸っぱい関係が味わえます。白の無言にて実は悲恋に終わるこの二人。楽しげにすればするほど終わりが頭をよぎって、不覚にも泣けてしまいました。(これ一冊読んだ限りでは泣く要素はおそらくないですが。)前作を読んでいなくても楽しめる内容になっていますし、あちら読んだら読んだでまた違う味わいだと思います。ちなみに白の無言は今作とは全く違うテイスト。私は今作の方が断然好みです。

うん、まぁ、なつかしいJune みたいな、感じ。エロはありません。ただ二人の心をなぞるだけ。淡々と。スピンオフもあるようですが、借りるかどうか、迷い中です。48時間で良いかも。

ねっとりとした内容をなんと、さらりと表現してくれてるのか。感涙もの。

「白の無言」のスピンオフと思いますが、知らずにこちらを先に読んでしまったのは、レビューから判断するにハピエン好きな自分には結果オーライだったのかも。こちらはほぼコメディ＆妄想エロラブで、本編を読んでいなくてもなかなか面白かったです。軍服好きな作家さんとの事、時代考証などきっちりされているようで、絵に見応えがあります。が、ニッチな時代を描いているのでマニアックで好みは分かれるのでは。まずは1チケで４８時間楽しんでみます。

現在絶賛摩利と新吾祭中なので、近縁テイストの話を読みたいなと「白の無言」と「しのぶれど」の紙本をリアル書棚に捜したが、行方不明でレンタル。久し振りに読んだら、正確な時代考証に基づいたディテールの数々を、レビュアーさん言い得て妙のレトロな塗り絵風タッチで、コミカル・エッセイ風のごく軽い掌編に落とし込むという、贅沢極まりない形で消費していることに、初読の頃以上に唸らされた。ここ10年かそこらで、こちらの当時の風俗に関する知識が多少は増えたせいで、作品の価値への認識が高まった次第。大竹先生にしか描けない世界である。先生の金カム同人なんかあったら、すご～く読みたいわ～。

ジャンルがボーイズラブ…ですか。なんであろうと、陸士・陸幼を取り上げて描くなんて、時代が変わったということでしょうか。敗戦この方、このコースの出身者は、家族に至るまで、肩身を狭くして生きておりました。多少整合性の点で「？」があったとしても、「文献等も少ないのに、よく調べてくださったで賞」を差し上げたいと思います。ありがとうございました。

1チケで借りる事が出来て、ホントーにお得だったなぁと感激です。生々しい戦争物語りではなく、センシティブな瑞々しい10代の幼年学校の話で、限りなく良かった！ この話で軍服萌え～が湧き起こりました。良い！是非、皆さんにも読んで貰いたいです。エロはほぼ無いです。いわゆるチラリズム。物足りないかも知れませんが、この時代のエロティシズムを感じさせます。手を出せそうで出せない切なさ、ジレンマを感じてもらえればなぁと思います。

時代物が好きな作者さんなんですね。作者さんのフェチが詰まった作品でした。このチケでこのボリュームは満足です。欲を言えばもっと濡れ場が見たかったですかね。今後もこの二人が気になります。

タイトルは途中の「しのぶれど 色に出にけり我が恋は・・」の一首から来ているのでしょうか。コメディタッチなのですが、雰囲気が艶っぽくて良いですね。

1巻無料の続編を先に読んでから借りました。絵が綺麗で時代背景や設定もしっかりしたお話で1チケットで読めてお得でした。奥ゆかしく崇高な中にギャグあり、で面白かった。エチは、高槁が夢の中(妄想)でのみ。でも、それで良い！この話にそこは求めません。レビュー読むと、どうやら悲恋みたいなので、そちらを借りるか迷います。