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表題作は上司×部下。ゲイかもしれないことを隠してきた柴村は、尊敬する上司丸山の言葉に心を解放されて二人は付き合うようになるのですが、丸山は家庭の事情から実はトラウマ抱えていて、どこまで受け入れてもらえるのか柴村を試さずにはいられないのですね。やがて二人はすれ違うようになり…。丸山の視点で進むので、彼の心情が汲み取れるだけに切ないです。ちょっと最後が強引な気はしますが、ちゃんと本音を言える関係になって良かった。後半は真面目なイタリア人青年ロベルトと陽気な日本人ユースケのお話で、Lの始まりのところまでですけどなんかいいな。ちょっとキスが唐突でびっくりでしたが、帰国したユースケにロベルトが送ったメールの文面が素敵。いや〜いいわ〜。満足です。
2話入っていたけどどちらも“これから”ってところで終わってしまってちょっと物足りないかな。
よかった!2つの話がはいってましたが、イタリアのが良かった!2人の続きがよみたいです!
買ってよかった。普段からは考えられないほどの長いレビュー書きます。まず、レビュー見てそれぞれのcpのストーリーに深さが足りないといった意見もあり、心配をしながらの購入でしたが、私は想像の余地があって満足しました。続編書いてくださったら書いますがね。絶対。でもこの先を書こうとしたら難しいなぁと思いますから、いいところで終わってるなと。みんな幸せ大円団!じゃなくて、「大変なことだって君たちの場合間違いなくあるだろうけど、乗り越えていってね」という気持ちで送り出しました。誰だよって感じですが。2cp入っています。表題作、おじさま具合がちょうどいいですね。最近は、美しいおじさまは受けに回る作品が多い中、美しい上司に攻められるウブな受けがとてもよかったです。攻めが抱えてる背景は重いので、ウブな受けは受け止めきれないだろうと思いながら読み進めていましたが、カフェのシーンなんか割と受けも頭使えるタイプで好感が持てました。ただのお人好し野郎が攻めと同じ会社に入社できるわけがそもそもありませんから、図らずともそこでリアリティを感じられて嬉しかったです。それに攻めのおじさまだって、若い時じゃなくて現在進行形で仕事で失敗することはある。そこのリアリティも良かったです。浅いスパダリじゃない感じが。失敗なくして仕事で成功をおさめるなんてあり得ませんから。仕事の失敗が割と大きな伏線かと思ったらそうではなくて、そこだけちょっと裏切られた感はありましたが。2cp目はアイデンティティについてですね。こちらとても良かったです。留学などストレス値高そうな場面でも楽しんで生活できてる人に対して、「その人の個性、性格」で片付けて羨んでしまう部分って誰しもありますが、影の努力はもちろんあるわけで。その姿を形だけチョロ見せして終わる作品が多い中、努力に対する思いや姿勢、考えを本人の口からはっきりと聞けた本作は、間違いなく私の励みになりました。深夜だし社会人ですが、読み終わってすぐに資格の勉強に戻れました。(気分転換にBL笑)こういった人の琴線に触れるような作品がこれからどんどん増えるといいなぁと心から思います。買ってよかった。たぶんこれから先、何度も読み返します。下手な純愛や小説なんかより心に触れるものがありました。作者さん、ありがとうございます。応援
うーむ。表題作、惜しいかな。課長、受けた方がよいのでは?スクスク育った受けは、攻めがお似合い。でもそれだと、よくある話になっちゃうのかなあ。
今までの大島かもめさんの作品とは少しテイストの違うお話だと感じました!リーマンのダークサイドにいる主人公と純粋な部下とのリーマンラブ。不穏な空気が漂いますが、最終的にはハピエンなのでそこはよかった!同時収録はうってかわって、ほのぼのしたお話です!大島かもめさん好きなのでどちらもよかったです!
両極端な話が2つ。1つは過去にトラウマがあって、大切な人を信じることができず幾度も相手を試してしまうお話。もう1つは文化や人種に関係なく、1人の人として一緒に過ごしていくうちにお互いに大切だと気がつくお話。2人で一緒に映画を観ると前よりもその映画が好きになるってすごく素敵だなぁ。
2つの話、プラス書き下ろしが入って1冊です。表題作は、わりとシリアス路線で、もう1つは、どちらかというとコミカルです。断然、表題作が良かった。人からは完璧に見える攻めが、実は生い立ちからのトラウマを持っていて、人に必要とされたい、求められたい願望がすごい。それゆえに、ここまでしても愛してくれるか、と試すようにしてしまう。これって、男女の区別無くありますよね。自分をどこまで愛してくれるか、どんな自分でも捨てたりしないか、、と思うがあまり相手を試したり、素直になれなかったり。エスカレートして、ボーダーラインを越えれば、普通は別れてしまうけど、わかっていても感情をコントロールできない。別れる度に、きっと孤独感と繰り返してしまう自分闇に涙したんだろうな、、、わかるなぁ。心情表現が巧みで面白い作品でした。
読み応えありました。一巻だけってどうしてもボリュームに限界があるのですが、その中でも深みがある良い作品だと思います。絵が本当に綺麗だし、言葉の説明に頼らずに表情や間を読ませるあたりが、実力派なんだなと感じます。どちらかといえば五巻くらいに延ばしてもらって、もっと深みを与えてほしいと思うくらいでした。
わりとありきたりな話だけど、課長の表と裏の顔と対比でただならぬ雰囲気があって良かったんだけど、最終話、芝村くんの葛藤がちょっと肩透かしというかサラッとし過ぎだなぁ、と思って。初めて男性と付き合った戸惑いとか日向にいる人間にも葛藤があるところを独白してくレたりなんかしちゃったりした方がお話に厚みが出るのになぁーと。2話目はとにかくほのぼの話。安心して読めるけど、やっぱりサラッとし過ぎで心には響かなかったな。
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表題作は上司×部下。ゲイかもしれないことを隠してきた柴村は、尊敬する上司丸山の言葉に心を解放されて二人は付き合うようになるのですが、丸山は家庭の事情から実はトラウマ抱えていて、どこまで受け入れてもらえるのか柴村を試さずにはいられないのですね。やがて二人はすれ違うようになり…。丸山の視点で進むので、彼の心情が汲み取れるだけに切ないです。ちょっと最後が強引な気はしますが、ちゃんと本音を言える関係になって良かった。後半は真面目なイタリア人青年ロベルトと陽気な日本人ユースケのお話で、Lの始まりのところまでですけどなんかいいな。ちょっとキスが唐突でびっくりでしたが、帰国したユースケにロベルトが送ったメールの文面が素敵。いや〜いいわ〜。満足です。