レビュー一覧

複雑！読み進めると何か軸がズレる。『劇団』『脚本』『俳優』『ゲイ』『思春期の心の声』これらを題材に、作者は意図的にちぐはぐにしてて「なんだ？これは」と読み手を迷子にする。…鍵は、ちょいちょい挟まれてる『紙の上では自分の望む世界が作れる…何にだってなれる』という決まり文句か…？ だとすれば、どれか(例えば子供になった話とか)は誰かの作ったお話なのか…？そもそも攻めのかなでと受けの勇紀はつきあっているのか――？ そして心の声が姿を表し――って、勇紀は病んでるのか？？？ ２巻を読まない事には何とも言えないが、とりあえず１巻はBLファンタジーに見せかけたBLミステリー！謎解きの方に頭が傾く。

「起きて〜」が好きなので、続き物悩んだ挙句にやっぱり読んでしまった。かっ、か、かわいっ！けどこれ後半いきなり複雑な話になってきてびっくりです。何が現実なのかまだはっきりしてなくて、続きがとっても気になる展開。でも好き。やっぱり好き。先はわからないですが引き込まれて夢中で一気読みしちゃうので、という意味の☆５。

作者様のBLじゃない作品が大好きで、こちらも迷わず購入。ラブラブ同棲カップルの片方が朝起きたら子供になっていて…！？と、よくあるラブコメファンタジーかなと読み始めたら、段々と不穏な雰囲気に…なんなの？どういうこと？？１巻だけでは全く話が見えてこず、二人のラブラブ生活は実は虚構のものだったのか謎だらけで、これはもう続きを待つしかありません。あ〜モヤモヤするぅぅ〜！が、この作者様絵はうまいし、大人の二人のエロはちょっとしかないけどエロいし、子供になった攻めも可愛くて、楽しく読むことができました。続きを楽しみにしてます。

2巻さっそく読みました。2巻ではまだ完結しません。残念ながら…BLの枠に収める作品ではありません。ゲイカップルのお話ではあるけれど、登場人物がそれぞれ自分の存在意義、居場所を探していく、普遍的なことがテーマだと思います。わかりやすくエロを楽しみたい人には向かないかな。時間軸が前後していく複雑なお話なのでわかりづらいところがあるかもだけど、とにかく先が気になる、面白いお話です。3巻で完結してほしいなぁー

連載を見て気になっていました。攻めが子供になってしまう、というファンタジー設定。この作者さん独特の、ふわふわのタッチで描かれる子供がかわいらしいです。続き物ということで、まだどうなるのか読めませんが、途中からちょっと精神世界？風な雰囲気になっているのが少し不安です...。過去と交錯して、ちょっとぐるぐるしてしまうくだりも。あまり難しくなく、直球なストーリーだと嬉しいのですが...。義理兄弟BLの前作「起きて最初にすることは」の番外編も入っています。(これは単行本書き下ろしではなく既出です。「女子BL」に入っていたお話ですね。) 前作はとてもかわいく切ないお話で、この作者さんのファンになりました。今作もあまり迷走せず、分かりやすいお話になることを個人的には願っています。

設定が面白かったので購入。ただ、、途中から誰が誰だか見分けがつかなくなり、話がよく分からなくなりました。。

これは、、一筋縄では全然いかないやつですね。最初は恋人が子どもになっちゃった！？どうしよう？！と不思議要素がありつつも二人が愛し合ってる感じを楽しめたのに、どんどん不穏に雲行きが怪しくなっていって、、、そして続きます。すごく、すごく気になるところで続きます。時間軸もまだ謎が多いです。完結して読んだ方がスッキリするパターンのやつだった！でもさすが志村先生！登場人物にも話の展開にも惹き付けられます！！あと｢起きて最初にすることは｣の番外編が入ってます！バイト仲間の女の子目線のお話ですが、兄弟のその後が見れて嬉しかった！！

話を色々盛り込んでいるけど、複雑というか分かりにくいというか私には分かりにくかったです。絵は可愛いしキャラも良い人多いし可愛いけども。この作家さんの他の作品の方が好きです。もっと心を持っていかれるような何かがあると期待させられてしまって3巻全部買ったけど、大きな波は来なかった。。。

最後作中のメンバーたちはすっきりしてるけど、読者はおいてけぼり。せっかく３巻かけて盛り上げてきたテンションを状況の説明もなく見えないところで弾けさせてしまっている。こっちからしたら全然謎はとけてない。

3巻まとめて一気読みしまにま。とても不思議な話私には主人公の二人の見分けが難解で話も難解でした。頭を使うときに読み返そうかな