レビュー一覧

私はオメガパースの設定がけっこう好きなのですが、あえてオメガパースの設定を他の言葉に置き換えていて、さらにαにいろいろ血族があり、それがすべてカタカナ！です。読み慣れるまで若干時間かかりました。話としては、自分の血の運命に抗う「受け」が本当の恋をみつけるまでのお話で、すぐに恋愛関係にならないのも私的にはよかったです。最後まで甘い展開はないので、それが物足りない方がいるかも・・。

サラッと読めて面白かったです。受けのカイは男前の美人受けで好感が持てます。攻めがクズで受けが上手く包容してあげてる感じでした。

オメガバースを元にした世界観ですが、攻がどうしても好きになれない。文章や設定で最後まで読ませる力はあります。ただ一般的なオメガバースと違うのが番システム(名称は本編では違いますが)を解消するときに受けが下手すれば死んでしまうという設定でこれは何回も本編中に書かれている設定なのですが簡単に攻が番にして番を解消するシーンが出てきてそれがどうしても納得出来ない。ただのクズならその後の想いで挽回出来るでしょうがやっちゃいけない一線を軽く越えてる気がします。死ななかったからＯＫなの？殺しかけたのに？あと想いが通じ会うところも告白に至るまでがハッキリしないというか挽回出来てないというか…前作では出来上がったカップルだったので幸せな二人で攻も好印象だったのですが…前作は結構面白くて自分的に評価は高めだったんですが今作でガクッときてしまいました…

語り口が硬いのはこの作者様の書き方なのでしょうか、内容はとても良かったですが、オメガ設定を別な言葉で言い換えているので最初に少し戸惑いました。

カイがカッコいい。毅然としていて、姉さん女房ですね。攻めがひねくれた年下の男の子という感じですが、カイの尻に敷かれて成長していくでしょう。

読む順番間違えました。こっち先に読まないでスピンオフの2作を先に読んでしまったので、すべてネタバレ状態…。読む順番にはくれぐれもお気をつけください。

包容力のある受と若干クズな攻。攻はちょっとは痛い目みないと納得いかないのでー１かな。

「黄金のつがい」から先に読んで順番が前後してしまいましたが、時系列ではこちらが最初でした。こちらの方が好きです。また続きが出るといいなと期待しています。

高評価だったので読んでみました。面白いストーリーでしたが個人的になんだか入り込めなかったな、という印象なので、この点数ですみません。

前半の硬派な世界観と、後半のほのぼのに違和感ありますが、ハッピーエンドです。攻めも受けも、口調がずっと粗野です。攻めは支配者層なので、一時でも教養を感じさせてくれたらよかったのに。