レビュー一覧

この方ほんとにいい話を描かれますね。ストーリー自体は特に真新しいところはないのですが、他の本同様2人の距離のとり方、その距離が少しずつ縮まっていく様がとても自然で、違和感なく入り込めます（多分そこがこの作家さんの最大の魅力なのではと思います）。他の本も読みたいのでぜひラインナップに加えて頂きたいです。

BL要素はちらりちらりとありますが、基本はお伽噺なんでエロは主人公はありませんでした。好きとか嫌いとかそうゆう感情だけのお話でした。

ＢＬというよりはファンタジーと言ったほうがいいかもしれません。昔話の「一寸法師」と「酒呑童子」伝説を合わせたようなお話で、両者にカップルが出てきますが、あからさまな絡みやラブラブシーンというのはありません。なので、もっとストレートなＢＬが好みの方には物足りないかもしれません。日の出ハイムさんの持つ独特な世界観や、登場人物の繊細な新庄描写が好きな人にはたまらない作品だと思います。

うーん……、個人的にはかなり面白くなかったんですけど、好みなのかなぁとも思ったので……、★３つで。何がいけなかったんだろうかと、自分でも分かりませんが、読んでいて途中眠くなってしまいました。

エッチなシーンはほとんどありませんが、二人の関係がほんわかしていてときどききゅんとしました///おとぎ話がベースのせいか、やさしいくてかわいいお話でした＾＾

おとぎ話ベース？と全く期待しないで詠みました。日の出ハイムさんの作品はさりげなく深くて好きです。エロさも甘さも薄味で設定に無理があるし絵もさっぱりしていてさらっと読めてしまうのですが、表情とか小さなひとこまとかに含まれてるものがあるので、読んだあとにいいもの読んだーっていつも思います。

いいお話しでした。おとぎ話のような感じでほんのりとBL風味でした。ラブラブや激しさ、刺激やエロを求める方には向きませんが疲れた時に癒しを与えてくれる話だと思います。読後感はよかった。色々と思うところがあって、ほんのり涙が出ましたね。

おとぎ話風味のBL...う～ん...私的には男同士の熱い友情！　と言った方があってました。強い絆で結ばれた主従 兼 大親友と言った感じで読ませていただきました。

200ページ超えていたので濃い内容なのかな？？と期待して読んだのですが山が来ずに読み終わってしまいました……

BL色はほんの匂わせる程度だと思います。キスありますけど、ブロマンスかな。ファンタジーやブロマンスの方が好みな人にはいいかも。琴平さまの「食えないヤツ」感が好きなので最後まで楽しく読ませていただきました。強いて言えば、もうちょっと琴平さまが活躍する場面があったら良かったです。