レビュー一覧

最初は４８時間レンタルにしようと借りたのですが、３巻まで読み終わって無期限にしました。1990年～1993年頃の作品で、絵柄は古いのですが、スト－リ－はしっかりしていて、一読をお薦めします。登場人物が魅力的。表題の「トルファンの西」は３巻の前半までで、内容は１６世紀の西域の国を舞台に、民族の争い、白磁作りの一族、男女の悲恋を絡めた物語です。後には、２編のこれまた重い内容の短編が入っています。「トルファンの西」だけで、３巻全部読みたかったと思いました。できれば主人公たちが幸せになって欲しかったな～と。

読みごたえがあり、すばらしかったです！トルファンが舞台になった漫画作品はめずらしいと思いますが歴史作品としてもよかったです。景徳鎮やマイセン、とくにマイセンは白磁の秘密をみつけにきた人物としてあらわれます。

文句なしの、切なくも美しく狂おしい一大砂漠歴史ロマンでした。

３巻の中盤まで本作でした。短いのに結構なストーリーだったので何巻も読んだような気になります。冒頭の狼将軍とのロマンスが始まるのかと思いきや意外な事になってしまって、、、微妙でした

面白いなぁ。砂漠の街トルファンにベドウィンの勇者がいて、陶器を作る一族も身を寄せる。明の時代の砂漠の物語。ロマンがあって、今と違う価値観が描かれてる。こういう漫画は一度読んだら忘れないなぁ。

中国ものは大好きなので、読んでみました。トルファンとは、ずいぶんと「通好み」なところを題材にしてきたなーと楽しくよみました。

面白い要素はたくさん有ったのに、イマイチ盛り上がらず、不完全燃焼した感じです。絵も少し古い感じでした。

トルファンとか、磁器とか、砂漠とかツボを押さえられまくりの設定でした。三世代にわたる叙事詩的な展開も良かった。