レビュー一覧

ヒーローに誤解され罵倒されたら傷ついて泣いちゃうヒロインが多い中、このヒロインは堂々と歌でやり返します。かっこいいです。強いヒロイン好きです。

ヒロインがかっこ良いです！ヒロインの怒りにヒーローが本気でショックを受ける様が面白いやら、可哀想やら笑さすが桜屋先生なだけあって話も綺麗にまとまってて面白かったです。

ヒロインが色んな魅力があってとても綺麗。ストーリーもテンポが良くて、ヒーローがヒロインに対して次々と誤解を重ねていくのが面白かった。ヒーローは暴君とあるけど、確かに俺様野郎だけどそんなに傲慢な感じでもなかった。ヒーローの誤解がヒロインにバレた時のヒロインの取った行動とセリフがカッコ良かった。特に嫌な人も出てこない良いお話でした。

桜屋先生最高です！めちゃくちゃ良かった！ヒロインが歌った曲がわからなかったので聞いてみたらあの曲だったのか！あの曲をヒロインが歌いだしたらそら皆さんびっくりですね笑

なんとなく買ってみたのですが、今まで読んだハーレクインコミックの中でもこれはかなり上位にきます。まずストーリーがいいです！ハーレクインには、はっきり言って作家の妄想が激しい、“ナゼここでそういう展開になるの？？？”というアレレ～なものが多いのですが、これはハーレクインにしてはわりと現実的だし、ヒーローがなぜ怒りに駆られてヒロインに対して酷いことを言ってしまうのかもきちんと書かれていてわかりやすかったです。そして、罵声を浴びせられたヒロインが黙って泣いて引っ込むのではなく、「夜の女王」のアリアを歌って怒りを表し、ヒーローの目の前でテーブルにナイフを突き立てるシーン！作家さんの絵がとても素敵でストーリーの内容に合っていて、本当にオペラや映画のワンシーンを見ているようでした。最後にヒロインに許しを乞うヒーローの、必死な姿と素直な言葉にキュンとしてしまいました。

最後がとりわけ丁寧に描いてあって、じっくり余韻に浸れて良かったです。どちらにも言い分と正当性があって、仕方のないすれ違いがもどかしくて楽しめました。ヒロインの激情シーンに惚れました！(笑)

原作も読んでます。ヒロインがお金目当ての女だと誤解して、罠にかけるつもりで近付いたけどヒロインと過ごすうちに潔白なのではないかと思い、日に日に惹かれていきます。でもまた誤解して、ヒロインを貶める。でも、このヒロインはキチンと逆襲し、自分の志を持つ強い女性です。こんなタイプのヒロインは珍しい。桜屋さんの絵も綺麗でした。

作者さん買いです。よくあるそんな謝罪で許すの！?ではなく、ヒーローの心が折れそうになりながら何回もの謝罪がよかった。ヒロイン 素敵な女性でした。

強引なヒーローに押され気味だったヒロインがだんだん女性としてもオペラ歌手としても強くなっていって、最終的にヒーローを尻に引くという（笑）。オペラやバーでの歌唱シーンは画力がある作家さんだととても映えますね。マックスとフィリップもいいキャラでしたし、幸せなシーンと不幸なシーンとそこからのハッピーエンドのアップダウンが大きくて、お約束な展開ながら楽しめました。

ヒーローに侮辱されなよなよと泣く弱いヒロインの話が多い中この本は予想外で楽しかった。ヒーローに侮辱されるが毅然と立ち向かい逆に切り捨てる。ヒーローが間違いに気づいてあの手この手で謝罪をする。嫌味なギャラリーも無く気持ちよく読めるお買い上げ出来る一冊です。無期限にオススメします。