レビュー一覧

だいっすきな依田さんというだけで相当テンションあがりました。かなり前の作品です。アホの子受けが可愛いです。

七海ちゃんがかわゆすぎて、かわいいシーンを何度でも反芻。第5話の扉、兄ちゃんにもさぞ大切にされてきたのだろう。こーゆーアホでイノセントな存在が、どれだけ世の中に平和をもたらしてるんだろ。いやしかし、アホでイノセントはちょこちょこおるが、そこにビューティフォーが加わると無敵だな。しょうちゃんがうらやましい限り。

皆さんが星５つつけるのわかります！読んだあと、思わずにっこり、よかった〜〜！です。七海も章ちゃんも素敵。お似合いの2人。七海はバカだけど、ただのバカではなさそうですね。そんな七海が可愛くて仕方ない章ちゃんのダダ漏れ愛。最高でした。

七海ちゃんがおばかだけどとにかくピュアでかわいくて癒されます。主人公がしだいに絆されていく気持ちがめっちゃ分かります！でもこの作品が俊逸なのは、おばかな可愛い子のリアルな思考回路の方まで伝えてくれることなんです。そこの付け込む輩もいるような現実も含めて・・。とにかく可愛いいので、癒しを求めて何回も読んでしまいます。

堂脇の事はかなりの衝撃だけど全体的にはほんわか癒し系。普段アホな子受けは苦手なのですがと言うか嫌いですがこの子は可愛いです。邪気がなくて素直。攻めへのラブも凄くストレート。お堅い攻めがデレてしまう気持ちわかります。

今となっては続編を望む事は無理なんでしょうけど、もし数年後に章造がデザインコンペに挑戦する事になったらとか、次の試験に合格した七海が仕事で才能を発揮する姿が世間に認められるなんて事もあるんじゃないか等々、想像が膨らんでおります。おバカ受けと言うより、基本ピュアな性格で発達障害や学習障害にも似た特質を持つ七海が章造との関わりで人生をシッカリ歩んでいく姿をもっと見たいです。でも続編はナイのよねえ。

大好きな作品で何度も繰り返し読んでいます。読むたび七海の素直さ純粋さにものすごく癒され、温かい気持ちになります。しょうちゃんが七海が可愛くて愛しくてメロメロになるのもよくわかります。おそらく七海は生きにくい何らかの特性を抱えているんだと思いますが、家族に大事にされ、周りにもありのままに受け入れられていて優しく温かい環境にいます。しかしそれもただの夢物語なのではなく、ストーリーは不思議にリアリティがあり、地に足ついた登場人物たちで安心して読めます。この街の一員になって、七海としょうちゃんの行く末を見守りたいと思うほど好きな世界です。癒されたいときに読んでみてほしいです。

大人のほろ苦さを含みつつも、安心して読めるお話。きちんとお仕事してるのも現実的で、キャラ達が近に感じられます。それだけに癒しパワーも大きい。1冊だけ（全2巻なのは置いといて）あの世に持って行けるなら、この本を持っていくと思います。

古い作品ですが、やっぱり依田先生最高です！七海はアホの子なんじゃなくて底抜けに健気なんです。だけど悲観的じゃないからアホに見えちゃうのです。デキる男なのにナイーブだから田舎では生きづらいしょうちゃんの、孤独を癒してあげられるのは七海だけだということ、切々と伝えてくるお話です。

アホ受けですが、名作です。人間の美しく哀しいサガが切なく愛しく感じます。