レビュー一覧

【上】は中・高校生もので9話ほど、【下】は大学生社会人もので10話？程度収録されています。ほぼ短編ですが、【下】のサンプルのお話は5話ほど続いていて読み応えがありました。この作家さんって、エロはあくまで添え物(でもキャラはセクシー)で、「恋愛未満だけど意味深な関係」や「恋が始まっていく2人」なんかを描くのがとてもお上手ですよね。軽快ながらもじわ～ときたりして。ノンケやたぶんノンケ？っていうキャラもよく登場しますけど、この作家さんの場合ノンケのくせにどうだこうだと読者に感じさせないところがあって、個人的にはそこもスゴイなあと思ってます。ただ、濃厚な濡れ場を求める人、恋のスタート時点だけでは物足りない人には向かないかもしれませんね。作品集ということでバリエーション豊富ですが、たくさんの作品がある分あまり好みじゃないものも。でも全体的にはよかったと思います。

古い作品なので携帯なかったり見かけなくなった飲み物とか、細かいとこで懐かしさが…。それはさておき恋愛未満の話もあったり切な目もあり読みごたえありました。目線が色っぽい。短編がたくさんですが登場人物がかぶってたりしてちょっと楽しかったです。ところで下巻表紙のアダルティなふたりは登場しましたか？紹介文の“オトナな男たち”はちょっと言い過ぎな気が…。長い片想いだったり大学生だったり、そんなにオトナの男たちは登場しません。無期限にするかは悩む所です。

作者買いです。短編集ですが、同じカップルがあちこちに点在しています。人間関係というか相関図がほしくなる。この方の女のコの立ち位置とか好きです。

別キッカケで知った「ラブ・ミー・スルー・ザ・ナイト」狙いで下巻を。が、レビューを読んだら上巻も気になり追いRenta。確かに表紙の大人な二人は…？とか、この子はあの話の…？とか、気になるポイントにクスっとしながら上下巻読了。レビューにある『女の子』も確かに嫌な存在ではなく、携帯電話（スマホ）が身近なものじゃなく、誰でもどこでもフリーに喫煙している時代のお話でも、人物の心情や展開には違和感がなく楽しく読めました。

好きな作家さんです。時代を感じるものもあるけど、お話は面白かったです。

絵に色気があって好きです。微妙な心の揺れや、もどかしさ。踏み出せない葛藤とか。ドキドキしてよかった。ごめんねシリーズと、双子の話、律くんとひろのシリーズが私は好きかな。短編集だけど、読み応えはたっぷりです。

「勝手にしやがれ」から気になり、この初期の作品集も読んでみました。絵がうまいのと、エッチの直接描写がなくてもドキドキする魅力的な人物を描くのがうまいなぁと、短編でもストーリーがしっかりしてて好きです。

初期作品ですが、絵がきれいで、読みやすかったです。切ない話が好きなので、楽しく読めました。

全体的に可愛いと言う印象を持った短編集でした。あまりエロい表現はありませんが、キャラはそれぞれ魅力的でたのしめました。

美形過ぎないキャラでちょっとかっこ悪いところもみせるところが、身近な感じがしてうまいなあと思います。