レビュー一覧

☆５では足りません。はぁ〜〜〜、またすごいものを読んでしまった。胸が苦しすぎ。笹井研究室に集まる全後半２CPとその周囲のお話ですが、まずこんなに生き生きとした大学生活が描かれている作品ってなかなかないです。その上出てくる人物がカバー下まで皆魅力的。前半はデカいイケメンスカート男子の片想いのお話で、すっごく良いのになぜこれが表題作じゃないんだろうと思いながら読み進めたら、後半のお話もこれまた傑作で。表題作は、高校時代は後輩のユキを見てただけの先輩時生が、大学ではユキの後輩としてかかわっていきます。(その設定も萌え！)　そして学ランは未練「君に手を差し伸べなかったあの日々への―」ってのがも〜う…苦しい！ほんと象徴的なモノローグだと思います。とにかく一度読んで欲しい、幸せ溢れるストーリーです。

久しぶりに漫画読んで胸がくぁーっとなりました。本当に登場人物がそれぞれ魅力的。こういう青春を送ってきた人も、こういう青春を送りたかった人も、学生も大人も、みんななにかしら共感できたり憧れを抱いたりするのではと思いました。「かわいいものがすき? 」と「青春ランナウェイ」の2作品とそれぞれのおまけの一冊です。最初読み進めるとあーキャラのいい楽しい漫画なんだなとワクワクして、青春ランナウェイにきて、あーやられたーって感じです笑。物語には運命とか必然とかを求めてしまいますが、現実はすべて偶然、周りの人たちはただ偶然同じ世界にいただけ。人はいろんな人と出会いますが、なにもしなければだたの人生の通りすがり。そのただの出会いを、主人公たちが自分の力で運命にしていく、新鮮な感動がありました。

すごいBL漫画、発見ーーー！！これはすごいすごい！ぐいぐい読ませます！！初めは48Hで読み始めましたが、数十ページ読んだところで無期限確定、そして読後に作者様をマイリストに登録！こういう素敵な作品との出会いを待ってました〜〜！！大学のとある研究室に集まる学生たちの過去、現在、未来を爽やか過ぎず、そしてご都合主義過ぎずに若干の泥臭さとともに鮮やかに描いています。高校生とはまた違う大学生の独特の雰囲気が見事にそこにあります。作者様の次回作、そして今後が楽しみでなりません。

うわわっ！めっちゃ面白かったですよ？！本当に初コミックスなんですか？って位にお話が素敵です。キャラ達がどのこも凄くイキイキしていて、魅力的に書かれています。小綺麗なキラッキラした絵じゃ絶対に合わないお話と言うか、お話とキャラと絵がピタッとマッチしている感じです。なかなかそういうBLには出逢えないので、嬉しい。

すばらしくおもしろかったです。登場人物がよくて、もしかして、どんな人間も魅力があるんちゃうの？私が気がついてないだけちゃうの？と反省しそうになりました。自分の世界を持っていて、だからってむやみに主張しないで、それを大事に抱えたまんま、結構押していく感じ。見習いたいと思います。

登場人物が個性的かつ魅力的。分かりやすい痛みや葛藤などなく、凡庸な毎日を生きていてちょっとぶつかったり悩んだりする、「普通」が丁寧に抒情的に描かれていて胸に迫る。誰も漫画の主人公として颯爽とフレームインしてくるわけではなく、継続中の彼らの人生をちょこっと覗き見させてもらった感じで、そんな「切り取った感」が素敵。今かなり大人で、かつてこういう時代を過ごした人なら誰しも感じる「郷愁」のような、そんなむずがゆくて愛しい読後感が残りました。ただ、後半の話は受けからの想いが「今ここから」という所なので、個人的には前半のカップルの方が楽しかった。

初めての作者さんでした。青春のあれこれがいっぺんに詰め込まれてる、そんな作品です。いろいろ気になるキャラが出ていて、それだけでも濃いなと思ってたけど、ホントはみんなこうだったかもと思ったら、特別な人たちじゃなくてそういう時だったんだなぁと実感しました。特別な人ってあえて言うなら、笠井先生だろうな。まっすぐに相手のことを想える人たちに、ちょっとだけ嫉妬しました。だから評価は3だけど、いい作品だと思います。

いかにも自分好みそうで、しかも評価高くて、ものすごく期待して読んだので、星５つけられない自分にがっかり。なんでかなと自己分析すると、もしかしたら、お互い以外の相手じゃ絶対にダメな感じがわたし基準では足りないのかも。受けはいいけど、たっつあんが淡白すぎて。表題の時夫とユキちゃんのところは、すごく良かったです。時夫があの変な髪切ってイケメンに戻ってユキを甘やかしまくって可愛がる続編を読みたいな。

なんか。めちゃくちゃ良かったです！面白かった！！！！！初めての作家さんでしたが、次の作品が楽しみすぎる！２組の話でしたが、どちらも個性的でよかった！

高評価につられて１チケだったしレンタルしてみましたが、私はあんまりハマらなかったです。私の読解力が足りなかっただけかもだけどね。