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エッセイ。夫が強盗に殺害されるという恐らく普通に暮らしていたら遭遇しないであろう壮絶な体験をリアルな遺族の感情、立ち直る過程が細かく描かれていて、大変興味深かったです。他のレビューで記念館の宣伝乙、とありましたが、あまりにも穿った、悲しい見方しかできない人もいるんだな、と思いました。森園さんが宣伝で描かれたのだとしても、それの何が問題なのでしょうか?夫の記念館を皆で力を合わせて作ったから見て欲しい、という健気な妻の当然の心情だと思いますが。
衝撃的だった“鬼畜ライター”村崎百郎さん。奥様が漫画家さんだったのですね。非常に辛い状況を口説くなく丁寧に描き上げられています。本来の精神負荷は想像出来るものではないと思いますが、あくまで漫画というスタンスで読者に読まれるこてを前提に描かれておりプロフェッショナルな漫画家さんであると実感させられ、また旦那さんへの愛情がぎっしり詰め込まれた内容、その愛情を行動に移される様子に、本当に感服します。日々流れるニュースの一つ一つに、様々な人々の生き様、またその後があるのだと改めて確認させらりれました。
作中にもありましたが、精神疾患だから人を殺しても無罪…えェ〜?!おかしい。何らかの罰は必要でしょ?遺族が可哀相すぎる。早急に法律変えないと!村崎さんの御冥福お祈りします。
ちょっと怖い内容でした。そんなことがあるのかと。
正直で稀有なご主人を殺された森園さん。苦しみながらも周りの人々に助けられたり、慰めあう中で少しずつ回復されていく様子が描かれています。遺品の整理や、それを活かす作業も心を癒すことになるのかもしれませんね。本当に多くの友人知人、家族が協力されていて、うらやましくなってしまいました。でもやはり釈然としないのは、犯人が罪に問われないということです。通院歴があるから? だったらなおさら、治らないのですから罰してもいいんじゃないでしょうか。今も平然と生かされていると思うと腹立たしいです。弁護士さんのことも、ショックでした。
森園みるくさんといえば官能的な漫画、を連想します。今回は衝撃的な体験を綴ってますが、殺された旦那さんが自分の運命をあえて逃げずに受け入れたのは、自分が逃げたら他に被害者が出る、もっと悲惨なことになる、自分が生き残っても後に苦しむって電波をキャッチしたからなのかなと、勝手な想像をしてしまいました。それでも後に残された森園みるくさんを心配した生前の行動は本当に優しい男性だったんだなと、森園みるくさんを羨ましくもあり、電波キャッチ中の旦那さんをありのまま受け入れていた森園みるくさんの人間性も魅力的です。
絵柄がシリアスではないので、タイトルは精神的な比喩かと思ったのですが、題名通り本当の殺人事件を取り扱っててましてやそのご遺族が描いていると知って一瞬ビックリしました。ご自身はとても辛いでしょうに、変に悲劇的に読者の涙を誘うようなデフォルメを施さず、冷静に客観的に描いているのが読みやすく、良い作品だと思います。犯罪被害者の遺族になってみないと分からない、事件後のリアルな時間の進み方を知ることができて、買ってよかったです。
森園さんの作品は以前からちらほら読んでいたので、事件当時ニュースでとても驚いた覚えがあります。旦那様は自分の運命をわかっていて受け入れてたのかもしれないですが、家族としてはやはり苦しくて、しかも犯人は不起訴となれば気持ちのもっていきようがない怒りや絶望感もあったかと思います。家族を殺されるという想像もつかない悲しみを、色々な形で長い年月をかけて作品として描けるくらいには気持ちを整理できたのかなと思いました。旦那様のことはあまり知らないのですが世間一般的には奇人の部類に入る旦那様も作者さんにとってはとても良い人で、理解者も多かったのだなというのが伝わってきました。
広告に出ていたので読んでみました以下ネタバレ含みますうーーん、なんだろ、、、なんか、思っていたのとは違いましたたしかに、いきなり夫が殺されたら、本当に悲しいし、気の毒だと思う最後に記念館が完成したのも、よかったな〜と思ったけど、宣伝兼ねてる?ともとれてしまって、、、ご主人に影響を受けた世代だけに、内容に納得できなかったかも
圧倒的な画力で少女漫画からレディースコミックに転身した森園みるくさんの旦那様が亡くなられた事件は衝撃的で今でも忘れられません。興味本位で読み始めたけど、最後は泣けました。面白おかしく描いておられるけど、とても辛い体験だった事でしょう。やはり、凄い作家さんだと思います。
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エッセイ。夫が強盗に殺害されるという恐らく普通に暮らしていたら遭遇しないであろう壮絶な体験をリアルな遺族の感情、立ち直る過程が細かく描かれていて、大変興味深かったです。他のレビューで記念館の宣伝乙、とありましたが、あまりにも穿った、悲しい見方しかできない人もいるんだな、と思いました。森園さんが宣伝で描かれたのだとしても、それの何が問題なのでしょうか?夫の記念館を皆で力を合わせて作ったから見て欲しい、という健気な妻の当然の心情だと思いますが。