レビュー一覧

あぁ、とっても良くなってる！お得意の高校生ですね。この作者さんのDKモノは惹かれるのに読み終えるとイマイチと思っちゃってたのですが、これは良かった～。二人の気持ちがよく表現されていてドキドキできました。もうちょっとキュンキュンも出来たらベストでしたけど、欲は言いません。満足。

やっぱりいいですね、この作者さんの作品。普通の高校生のお話し。どこにでもいそうな子なのがいい！渉が、徐々に佐伯君を好きになっていくところとか、佐伯君が渉を好きな理由とか、無理がなく丁寧に描かれているからとても読みやすいです。もちろん、絵も綺麗です。エロはなし。もう無くていいよね。爽やかな作品に出会えました。

青春……っ！なんて爽やかな10代の恋愛なんだ！！こーゆーの大好き。過去を抱えたイケメンとまっすぐなフツメン。趣味をきっかけに意気投合したけど、実はイケメンの過去にフツメンが大きく関わっていたとか。あぁー、話の流れ方、雰囲気、それぞれのキャラ、どれをとってもホント良い。文乃ゆきさんの「ひだまりが聴こえる」とかが好きな人には絶対オススメです！！

なんでこんなに好評価なんでしょ？皆さん言うとおり高校生の爽やかな話…だけど展開読めすぎだし内容もありきたり。エロなくても構わないけどキュンとする場面すらなかった。

あ～青春だ～！真夏の青春、たまんないっすね。親友だった同級生からいきなり告白された主人公が、共通の趣味を通じて彼を意識していく様子が丁寧に丁寧に描かれていて、それが真夏の風景と溶け合って、甘酸っぱい素敵な物語を紡いでいます。言ってしまえばありきたりのストーリー展開なんですが、そこは作者様の力量なんですかね…分かっていてもぐいぐい読ませます。ただね、いつもエロは描かない作者様ですから、今回も期待はしてなかったですけど…やはりなかった。残念。後書きでもっと描きたいことあったというようなことを仰っていたので、是非！是非！エロを絡めた続編をよろしくお願いします！！

古矢先生の作品としても爽やかさ５割増しってくらい眩しいお話でした。夏が舞台だからかな。ストーリーは王道で展開もわかってしまうのですが、わかっていてもきゅんきゅんさせられました。ぜひこの夏読んでみてください。

最初から最後まで爽やかな男子高校生同士の物語。読後感も晴れやかで非常に楽しかったです。他の方のレビューにもありますが、確かにオチは読めるし王道的で意外性もありません。ですが私は言いたい。「オチが読める事がそんなに問題か？」と。もちろん世の中には奇抜で特殊な設定や意外な展開を楽しむ作品がある事を否定はしません。大どんでん返しがバレバレな作品なんて興ざめもいい所でしょう。しかし、その手の作品と今作のような作品はそもそも楽しみ方が違うのでは？と思うわけです。オチ自体がどうかよりも、どのくらい登場キャラクターに感情移入させられるか、どのくらい読者を没入させられるか、作品内の空気感やキャラ同士の微妙な距離感、そういう点がこの作品では重要なのではないかと思います。もちろん不満が全くないわけではないですが、些細な不満よりもより大きな良いところに注目すべきかなと感じました。そもそもテーマがない作品が多い中で、明確にテーマがあり、テーマからずれる事なく最後まで進んだ事をとても評価したい。また、描きたいものを小細工なしにど直球で投げてくれた事も評価したい。ここまで真っ直ぐに表現している作品は稀なので、もうそれだけでありがとうございますと言いたいです。

とても爽やかな夏のお話です。聖地巡礼のシーンなんかは「あー素敵な夏休みだなー」と、学生時代の青春を謳歌する二人が羨ましく思えました。星が３つなのは皆さんおっしゃる通り、後日談がない&イチャイチャが足りなかった…。あと、渉が何処までも男前で完璧過ぎるのと、千晴の渉への執着の少なさに物足りなさを感じてしまいました。何も求めず何も言わず居なくなると決めていたなら、何故渉を戸惑わせてまで告白をしたのかが謎です(結局は自己満足？)。小さな頃の出来事をずっーと覚えている程渉との思い出を大切にしていたのに引き際はあっさりと…。絵も綺麗だし読後はさっぱりとしていてライトなお話が好みな方にはピッタリなお話ですが、私には少し物足りなさを感じてしまいました。

レビュー書こうと今この作品の内容を思いかえそうとしたのですが、思い出せず、それぐらい印象に残らない作品なのだと思います。二度も読みかえそうと思わないやつ。

私は切ない系のお話が好きで、エロはあってもなくてもこだわりはないので、このお話は好みに合ってそうだと期待して読み始めましたが、なんとも微妙でした。ストーリーが浅くて盛り上がりに欠けるので、さらさらさらーーっと読み終わりました。しかも思っていたほど切ないストーリー展開でもなかったです。。。とりあえず、この値段だと高いと思うし、読み返すかどうかもわかりません。