レビュー一覧

文句なしに面白かったです。終盤は感動し泣かされました。戦争や人の生き死にが絡んでいるので重い話ではありますが、恋愛部分も濃かったと思います。ヒーローが国王としてもヒロインを愛する一人の男性としてもとても誠実。ヒロインも美しいだけでなく賢くて一途。この二人と弟王子たちが統治する国なら、きっと素晴らしい国になるんだろうなぁと期待させられるラストでした。読んで良かった！

ほどよく交えられたユーモアと、大きな感動と。終盤は涙が止まらなくなりました。名作です。

作者買いです。「愛を貫くプリンス」シリーズの3作品め、ラストを飾る作品です。シリーズを通してヒーローを差し置き圧倒的な存在感を誇示していたこの作品のヒーロー、皇太子ディーン。見た目もカッコいいですが、行動力と勇気がすごくて圧倒されちゃいました。すごくカッコいい！！鼻息荒くなっちゃいます。過去と現在、更に現在だけでもフル回転の場展開で、どうなっちゃうの？とドキドキしながら読んでいました。とっ散らからないところがさちみ先生なんですよね。ラストはさすがのディーン様でした。そんなヒーローと対等以上に渡り合えるヒロインも本当に素敵でした、取り乱したりしない、かわいそうなくらいいつも冷静で。終わっちゃヤダーって本気で思いました。プリンセスカーラとグレゴールの恋も気になるし…スピンオフで２人の恋も出て欲しいな。１つ気になるのは前クーデター政権の借金の清算。ヒロイン兄の個人のものまで税金で補填してたら嫌だな…。けど今後の混乱を確実に抑さえるために仕方ないのかしら…。

「愛を貫くプリンス」シリーズの三作目は長男のお話。三男のプリンスのお話に出てきたのはなるほど！こういう背景があったんですね。内戦で引き裂かれたヒロインとヒーロ―。敵対するどうしでお互いが辛い立場にいますがヒーローがヒロインにとにかく一途で素敵です。そしてヒーローへの愛を貫くヒロインの強さと高潔なところが素敵で幸せが待っていて良かったです。シリーズの中では圧倒的にこのお話が良かった。そして三作ともちさみりほ先生で良かった！

作者買いです。この作者さんの中でもいい！星５個でも足りないくらい!

冒頭、舞台が日本なのが面白かった。遠い東の国ね…住んでる場所がそんな扱いなのは面白いな。とても、丁寧に書いているので、どこをみても満足。さちみりほさんの中でもtop3に入るとおもいます。淡々としたところが、高貴な人の感情を抑えたのをうまく表現しているようで好きです

シリーズ３話ともすごくよかったです！ですがやはり長兄、皇太子殿下の恋が一番ドラマチック。

愛を貫くプリンスⅢ・長男ディーン皇太子編。できることなら、ヒーロー・ヒロイン最初の出会いと戦場での再会シーンをもう少し見たかったと思うものの、評価は５です。ヒロインの涙、ヒーローの強い意志、お話最後のほうは涙なくしてみれません！

プリンスシリーズ第3弾！！お待ちかねの長男ディーン皇太子のお話です。ミケイルのお話の時に出てきたディーンを助けた勇敢な女性・・・・・これが内戦で戦ってきた敵の娘、アレクサンドラ・・・。今までのヒロインも可愛かったけど生粋のお姫様であるアレクサンドラの美しさは素晴らしいです。政治的な絡みから､二人の結婚は弟たちよりはるかに厳しいものがありますが愛を貫きとおすラストは感動します。今回のベビー、ロビーはこのシリーズ初（笑）ディーンとアレクサンドラの血を引く実の息子です。ぷりぷりロビーの愛らしさとディーンの溺愛ぶりが微笑ましいです。

出会った瞬間からお似合いの二人でした。これから二人で両国を幸せにして欲しいです