詳細検索
レビュー一覧
“産まない”という選択
3.3
49件
-
5
-
4
-
3
-
2
-
1
- 未購入レビューは星の評価（★）の対象外となります。
-
2018-01-16
子供の頃に虐待を受け、同じように虐待してしまうことを恐れて自分は子供を作りたくないという夫。結婚前に子供は作らないと納得して結婚した妻が、周囲に言われて子作りを迫ったり、虐待のことを「何十年も前のことじゃない！」と言うのが無神経で腹がたちました。結局妻も、強姦魔に教われそうになってフラッシュバックを経験し、夫の気持ちを理解。あとは自然に心が癒えるのに任せて...という感じ。素材は良かったのですが頁数が短いためか、誰にも共感できず、浅ーいところで終わってしまいました。
Renta!で購入済み -
2018-01-21
よくある話です。しかし、生みたくない夫婦や女もいる。もっとせけんに知られるべきだと思います。
Renta!で購入済み
参考になった
レビューを表示する
テーマが重いだけにちょっと尺が短い。 虐待を受けたから怖いから子供を作らない、という気持ちは良く分かる。 ただ、本当に子供が欲しいと望んでいれば、そういう体験を癒し克服することも不可能ではない。 長い時間と膨大なエネルギーはいるけれど。 結局のところ、この男は家族というものに希望が持てないのだろうな。 人は自分が育った家庭が家族観のベースになるという。 中には自分で新しい理想像を作り、それを実現する人もいるだろうが 想定しない事態に見舞われたとき、その人の行動を決めるのは自分の家族観になる。 今後、何か大きなトラブルが奥さんとの間に起きたら、この男はあっさり別れる選択をするような気がする。 結婚する際は、相手の育ちを見ろ、きちんとした家庭の人と結婚しろと古風な人は言うことがある。 昔は何をバカなことを、と思ったが、結婚して８年、子供も３人も作るとその教訓は納得出来る。 結婚生活は決して順風満帆にいくことばかりではない。 上手くいかなくなったとき、家庭を壊さずにどこまで踏ん張れるか、一番何を大切にして生活を維持するのか。 そこのところが自分と同じ人と結婚しないと、結婚生活って簡単に崩壊するものなんだと思う。