レビュー一覧

表題作は婚活を通して主従それぞれが自分の気持ちをあらためて自覚する話で、小さかった主人が身体も大きくなって攻めとなる王道ですね～。エッチは期待できないのはわかってるのですが、これはあったほうがよかったなとちょっと残念。ほか短編３つと、表題含むそれぞれに描き下ろし後日談ありです。

「愛はどこだ」って・・・探さんでも、ぱんぱんに詰まってたじゃないですか。もうお腹いっぱいでございます。それぞれのお話に後日談がついていて、きちんとこちらの心に納まってくれる。幸せのおすそ分けいただきました～。

今風の作家さんではありません。BLだけどBLじゃない、エッチはほぼ無し、下手すると好きという言葉すら出てこない友達以上恋心未満の作品を多く手掛ける作家さんです。ただ恋人となった時その相手は人生の伴侶になるんだなと想像させてくれる作家さんです。短編はあるCPの人生の一場面を切り取ったような話が多いのでその奥行きを感じるにはもしかしたら人生経験が必要かもしれません。コミカルな場面も多いですが独白との緩急は流石と思います。今作でいえばパンの話は深いですね。淡々と話が進んで終盤でわかるパンを焼くという行為の理由。その理由を知って主人公の心情を思ってもう一度読み返すことをオススメします。パンという食材を選んだ作家さんに感嘆しました。

今もこんな主従関係あるのかなぁ？ドタバタコメディって感じです。短編のパンを焼く話とか彼氏の実家にお邪魔する話の方が好きかも。

表題作が特に好き。「昴は好きな人がいるの」即答「祥文様です」間髪入れずにドヤ顔で返すところに笑ってしまった。この骨の髄からの溺愛忠義心が恋愛に昇華するのがまた自然で良かった。愛はどこだ。そこですよ。あなた達お互いです。

あっさりBL、物足りないけど日曜の午後の暇つぶしには、ちょうどいいね

それぞれの後日談があるのって珍しいですね。とても楽しめました。

葉芝先生の大ファンです、、、が今回の表題作は登場人物の心情の変化がはっきりしない、つまり、そこ（心情の変化）に大してドラマがなく、甘くて可愛いのですが正直微妙だなと感じました。逆に同時収録作はパンを焼く話など、短くても惹きつけられるものを感じるものもあってよかったです。総合的に甘い雰囲気（BLだったり、BL未満だったり）を楽しませていただきましたが、正直どれも長編で読まないと良し悪しは最終的に判断できないなと感じました。

お初で絵が好きかもと借りました。表題作まるまるだと思ってたのに…悲しかった。どの作品も良かったっちゃ良かったけど、短編すぎて私にはもの足りませんでした。表題作もその先を読みたかったです。

ギャグだけでキスどまり 思ってたのと全然違って 残念でした