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貧しい労働者(プロレタリア)が家族や自分を養うには、落盤の恐怖に怯えながら炭鉱で働くか、板の下に地獄を感じながら荒海で働くかしかなかった昭和初期。そんな労働者たちのわずかな稼ぎを搾取し、肥え太る資本家(ブルジョア)たち。当時の日本の労働者の抑圧された思いを鋭く描いた小林多喜二。長時間労働を強いられ、監督に殴られ、風呂にも入れてもらえず、シラミや南京虫に悩まされ…そんな劣悪な環境で働かされる労働者たちの絶望と、ひとりひとりが団結することによってもたらされる光明が、漫画化されたことにより、リアルに、わかりやすく描かれていると思います。
原作のイメージが良く表現されていると思いました。読んで楽しいとかいう作品ではないですが、考えさせられます。
昔読んだ小説が漫画になってたので読みました。もう少し船内の過酷な状況か描かれていたら良かったかなと。なので、評価は3にしました。
小林多喜二の名作を判りやすく漫画にした良品。
日本の名作を漫画で分かりやすく読めました。臨場感があり引き込まれます。
歴史的文学作品を小説原文ママで読もうとすると、なかなか情景が湧きづらく途中断念しがちですが、漫画となると(ショッキングな描写は確かにありますが)最後まで読めました。労働力、時間の搾取が行われているのは今も昔も同じだけど多くの犠牲のもと生き抜いた先人達には頭が上がりません
書籍であればきっと読む事がなかっただろう、読み始めても私には読破出来なかったかもしれない話を漫画だから読破できた。この時代の労働者の過酷な労働環境が描かれているが、今ではこれが本当に起きていた事だったとは信じ難い。この話の背景をもっと調べてみたい。
生きるために働いていたはずが、働くために生きるに変わってしまうときがある
本当は小説を読もうと思ったのだが、汚い北海道弁が羅列されていて、内容がさっぱり入って来ない。そんな中、原作にほぼ忠実な本作に出会った。実に良く出来ている漫画でした。
現代の我々にも共通する課題です誰かの享楽のために私たちの労力、時間を搾取されているのでは?この本のように目に見える形ではなくても
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貧しい労働者(プロレタリア)が家族や自分を養うには、落盤の恐怖に怯えながら炭鉱で働くか、板の下に地獄を感じながら荒海で働くかしかなかった昭和初期。そんな労働者たちのわずかな稼ぎを搾取し、肥え太る資本家(ブルジョア)たち。当時の日本の労働者の抑圧された思いを鋭く描いた小林多喜二。長時間労働を強いられ、監督に殴られ、風呂にも入れてもらえず、シラミや南京虫に悩まされ…そんな劣悪な環境で働かされる労働者たちの絶望と、ひとりひとりが団結することによってもたらされる光明が、漫画化されたことにより、リアルに、わかりやすく描かれていると思います。