レビュー一覧

飴を嘗める擬声語、カロン　が好きです。アニミズムは自分の知る中でのあらゆる宗教、思想のなかで一番好きな考え方です。具体例を挙げるとアイヌが一番近いかなあ。八百万もそうなんですけど、奉らないときに祟るかどうかが差をわけているかな。こういうショートストーリー、大好き。あと、カロンがいい。カロンていうわ。カロンだわー。

一話目の「お月さま」がそんなに好みじゃなかったので、なんでこれ最初なんだろうという感じ。喫茶店の砂糖、タバスコ、塩のアイドル談義、確かに外食で塩を使うことはあんまりないな！と納得。米以外を調理することに慣れきっている炊飯器、お転婆なお雛様などほのぼのと楽しい。そのままほのぼのした話ばかりかと思いきや、洗濯バサミにやられました。

自分の周りに確かに存在するものたち、普段は気にも留めないものたち、そういうものにちょっと気持ちが向くようになった。ウチの　おしゃべりする調理器具、「おふろがわきました！」なんていうお風呂、やつらもひょっとしたらいろんなコトを考えていらっしゃるのかしら・・・。炊飯器の「何回ガトーショコラ焼いたことやら・・・」で笑った。　ごめんよ、ね。

最初は意味が分からなかったけど、分かってくると面白いです。ショートショートみたいな感じで、主人公がいろんな物（電化製品とか）で、会話が面白いです。

くすっと笑えるショートショートで、どこから読んでも楽しいです。小麦粉じゃない物を入れられるパン焼き機に、お米じゃない物を入れられる炊飯器、頑張れ！！

ほっこり読める、週末の午後向けコミック。アニミズムというタイトル通り、機械や食べ物視点から人の日常を描いている作品。だらだら読めるのも良いし、実際に活かせる小ネタがちょこちょこ含まれていて面白い。餅の破片から、あられが作れるなんて知らなかった…！過激な描写や、蔓延するお決まりのストーリーに飽き飽きした大人向け。

おもしろくて、夢中になれる作品だとおもいました。

シンプルな絵だけど味があって読んで良かった。物の視点から綴ったお話です

読みやすい(*^o^*)延々と続いて欲しかった