レビュー一覧

うーん、ここまで強引傲慢ヒーロー極めりってのも珍しいのかも？　ヒーローがヒロインに惹かれているのははっきりしていて、でも自制しているから近付いたり突き放したりを繰り返し、ヒロインはそれに怒りながらも惹かれていってしまうと浸る・・・まぁ内容は王道のままだとは思いますが、最後のヒーローの告白が、ヒロインを好きになったからとか嫉妬したからとかヒロインが迷わしたからとかもうすべてがヒロインのせいで自分が狂ってしまったと言わんばかりで。いや、別にそれもいいんですけど、苦渋の顔でそれを言われてもねぇ・・・本当に後悔しているみたいで、幸せな顔なんてひとつもないし、ヒロインはそんな告白でも嬉しいのか受け入れているし！　あれこれって原作のせい？　絵のせい？　まぁどっちにしろ人のせいにするのが好きなヒーローとひどいこと言われても何もかも自分のせいにしたがるヒロインなので落ち着くところに落ち着く話ですね。

うーん、主役二人にどうにも好感が持てない。英国のナニーは専門職だからかも知れませんが、失業後さしたる理由もなく3か月家賃滞納、はHQヒロインらしくないですよ。それまで働いていたのに貯蓄も無さそうなのはどうして（笑）？妻の死に後悔しきりのヒーローを慮れず自分なら、と反論したりも幼くスマートではありません。やもめのイタリア人ヒーローはどう見ても送り狼のドンファン。その癖女は後添え目当てで信用できない、等との言動不一致ぶり。多少のご都合主義は不問ですが、感性に合わないものには手厳しくなりますね。ヒロインが出ていく矢先、子供が熱を出すお約束展開も…。悲劇的な死因なのに実は亡妻とは愛し合っていなかった、と真実の愛はヒロインだけという設定は個人的には不愉快でした。尾方さんの絵なので大甘評価です。

セットでお借りしました。仕事中毒の家長にして、幼馴染で親友だった妻の残した幼児二人の父親、そして頑固なイギリス娘に何故か構い付けてしまう悩める一人の男。上流階級の紳士らしく大人の余裕を見せようとするも、ポロポロと零れる本音、深まる眉間の皺。薔薇のエピソードのみが突出してイタリアーノ（笑）。頭で恋愛を解析し制御しようと躍起になる姿が面白いと言えば面白いので、星は3つかな。黒髪の端整な尾方キャラにはどうもオマケしたくなりますね。

他の方のレビューにもあるけど、ヒーローがこれでもかというほど暴走傲慢オトコ(´д｀|||)。ヒロインも家賃三ヶ月滞納とか、ちょっとだらしないし、すぐ卑下するし(´д｀|||)。原作が悪いのかどうかわからないけど、疲れた…。セットでなかったら、サンプル部分以外読んでなかったです(^_^;)。尾形先生の絵はキレイなんだけどねぇ。(´・ω・`)

ヒロインは子供のお守り兼秘書の仕事で雇われ、イギリスからイタリアに帰ってクリスマスのお祝いをする。キリスト圏ではクリスマスは特別なんでしょうね。 ヒロインは素直でなく強情だし、ヒーローは高圧的ですが、子供のこともちゃんと考えていて、子供たちはすくすく育っていて、素敵なお話でした。

出会いが最悪だったヒロインとヒーロー。大量の薔薇の贈り物の嫌がらせでヒロインを毛嫌いしてる大家に嫌味を言われる始末。失業中のヒロインが手にした仕事がなんとヒーローの子供たちのナニーでした。ヒーローの口の悪さにイラつきます。ビンタをしたくなる気持ちも分かりますね。薔薇の嫌がらせが引き金になって嫌味な大家から退去宣言されるヒロイン。まぁ家賃滞納してたらねぇ。追い出されたと聞きあの大家に抗議に行ったヒーローなのにバトルシーンが無くてガッカリでした。ヒーローの亡くなった奥さんの事で言い合いになりヒーローはヒロインを侮辱し、ヒロインはナニーを辞めると言います。なのにクリスマス休暇までとなりヒーロー実家へ連れて行かれます。ヒーロー母に嫌がらせをされたりヒーロー従兄弟に絡まれたりと最悪です。なのにヒロインはヒーローを愛していると。こんなめんどくさいヒーローをなんで？このヒーローに１ｍｍも魅力を感じませんでした。

うーん・・・ｗこれは好き嫌いが分かれる作品でしょうね。ナニーや秘書モノが好きな私でさえ評価に困りました。起承転結で言うなら、「転」の部分が多すぎて詰め込まれてます。身分・生い立ち・子供・結婚・誤解などこれでもか！と。これでヒーローもヒロインも事故に遭うとか意識不明だったはずのヒーローが翌日には退院してるとか、ご都合主義すぎるかな？他のレビューの方と同じで、最初に出た感想が「う〜ん・・・」。絵は綺麗なのが救いです。

タイトルに惹かれてレンタルしました。が、何だかヒーロー、ヒロインが常に喧嘩腰なイメージ。ストーリーは面白かったのですが、ヒーロー、ヒロインのやり取りにハラハラしました。恋が実ったその後の二人も見てみたかったです。

妻を亡くして拗れた、強引で陰のあるヒーローと、勝ち気だけれどいつの間にかヒーローを愛してしまったヒロイン。惹かれ合いながら、言い合いをする二人はある意味、お似合いかな〜

最初から言い争っている二人で読んでいて疲れました。甘いところが一つもない恋愛。これからは二人とも素直になれるのかな。