レビュー一覧

誘拐犯を肯定し、卑劣な所業を許すようなストーリーに馴染めませんでした。

単純なボーイミ－ツガールのＨＱではないサスペンス要素もある作品。気丈なヒロインが突然の変化に戸惑いもせず立ち向かう様は痛快で魅力的。テキサスに滞在した者としてにんまりせざるを得ない描写も嬉しかったです。ロマンスだけでは物足りない方や人間ドラマを求める方には断然おすすめ。

知原先生の描くヒロインは、かわいかったり、きれいだったり、それでいて芯がしっかりしていて、外見だけでなく中身も魅力的なキャラクターが多いと思うのだけれど、このヒロインもとても素敵な女性です。愛情持って育ててくれた母親を亡くした上に、その母親が自分を誘拐した犯人だった。さらに、父親に会いにいくと、財産目当ての親族に嫌がらせを受け、さらに命までも狙われることに。それでもしっかりと自分を見失わずにいるヒロインに魅かれ、守ろうとするヒーローが優しい。

ヒロインは赤ちゃんの時にシャーロットに誘拐されてたんですね。亡くなる前にシャーロットは事実をヒロインの実家に知らせていたと。両親は亡くなっていたけど祖父に会いに行きます。そこで会った叔母と婚約者の弁護士のローレンスがどうにもでしたね。特に財閥の顧問弁護士を外されそうになったらヒロインを階段から突き落とすという暴挙に。横領までしてたとは。さらにヒーローとヒロインを襲い逮捕。アホとしか思えない。

不幸な身の上だけど真っ直ぐなヒロインがヒーローと幸せになってよかったです

絵が綺麗で現代的で読みやすいです。しかし、亡くなっている本当の両親のことがあまり出てこないのがちょっと残念かな？　誘拐されてって相当心身病んだと思う。。。しかしお金に目が眩むと碌な人生になりませんね。

既に亡くなっているヒロインの実の両親が不憫過ぎてなんか苦手でした…

シャロンサラさんのお話にしては、少し普通な設定でした。ヒーローがとてもカッコよかった。

サスペンスとしてもHQとしても中途半端かなぁ

ヒロインにとっては大変な体験でしたが、「テキサス人は決して逃げない」芯のしっかりした女性でした。ヒーローが惚れたのも分かる！ヘタレで飄々っぽく見えて、ヒロインの為には怒り最後には決めてくれるヒーロー。素敵ですね。お気に入りなのがヒロインがパッツィを知ってヤキモチ焼いたときのニマニマのヒーロー。ヒロインは可愛いし、ヒーローは「もー、ヒロイン大好きだな（笑）」