レビュー一覧

過去のことで今でもウジウジしてるヒロインとトラウマに近い傷を持ってるヒーロー。読んでるとヒーローの背中を蹴りたくなるくらいに、イライラする。

過去の出来事で、ヒーローに対するヒロインがネガティブでしたが、次第に惹かれていく様子はいじらしいかなと。起伏の少なめなストーリーでしたが、ヒロインのネガティブさとマッチしていたと思います。ただ、ラストは説明セリフ長すぎ。よって☆3。

二人とも、過去の辛い出来事にとらわれて、うじうじしすぎ！それでもお互いへの想いがあふれて、ついついイチャイチャしちゃうようなシーンがあればよかったのに・・・と思っていたら、原作ではそうみたい。ちょっと、陰気すぎたかな？それでもヒーローの哀しげな表情は見る価値ありと言っておこう。

中山先生の画はキレイで好きですが、本作品は少し安定性に欠けるところがあったように感じました。ラストのヒーローの語りも長めで、もっと昔に言ってあげなきゃと、突っ込みました。よって☆3にしました。

ヒロインはヒーローに過去に拒まれた事がトラウマなっていて、ヒーローは生い立ちや元妻に騙された事がトラウマになっています。それでもヒーローはヒロインに近づいたのだから、途中で躊躇わずに突き進んでもらいたかった。

過去に愛を告白して手酷く振られた相手が、長い年月を経て再会する。というシチュエーションは大好きです。ですがヒーローよく何も無かったように付き合おうとするよな。「あの時は君が若すぎてつい突き放してしまったんだ。ごめんよ」の一言が何故言えないのか。最後に色々ごちゃごちゃ言い訳してますが最初からいちいち説明してやってくれよ。愛に臆病なのは分かるけどさ。

昔迫ってきたヒロインを突き放し他の女性と結婚したくせに上手くいかなかったら戻ってくるってヒーローは都合良すぎです。ヒロインも物欲し気にしているから漬け込まれるんですよ。

お互いが過去に捕われて、すれ違い離れていきますが、最後はハッピーエンド。ストーリーは、良かったと思いますが、すれ違いのお話が長すぎたので、どんよりした感じで残念でした。

ヒーローはヒロインが大人になってやっと意識したのかな？

へなちょこ野郎！てんでダメ男いくじなしw一途すぎるヒロインもアレだけど。まぁお似合いかな。