レビュー一覧

昔から名前を知ってる作家さんですが初読みでした。読みやすい！そして世界観が複雑すぎず適当過ぎずちょうどいい感じ。ぜひ続きが読みたいし、脇役もっとエピソードありそうなのでスピンオフでも読みたいです。

大きな歴史の流れや国の仕組みがとてもしっかりしていて違和感なく物語を楽しめます。読み応え十分ですが重すぎず最後は二人がこれからも睦まじく歩んでいくことを信じられるラストでした。

ほぼ初めからその世界観にのめり込み、情景などが想像出来る程のしっかりとした設定と内容で、ボリューム的にも抜群で気持ち良く、ファンタジー好きの方には大満足出来る1冊ではないかと思います。人や役人、食べ物や地域、気候など1つ1つしっかり設定されている事が分かる程読み手にとっても想像しやすくまた、このまま王道通りかと思えば結末に二転三転あり、だからこそ最後のあの終わり方で『ファンタジーだから…』と許される許容範囲な話も多々ありますが、このお話は全然違和感なく収まったように思います。あとは、ショートストーリーでその後(10年後くらい？)のタクチュル視点でのお話も読めて、満足の一言に尽きます。

レビューでもある通り、設定が十二〇〇〜です。諸々既視感ありすぎます。残念な感じでした。

王道ファンタジーです。不幸設定もそれほど激しくなく、逆境になる場面も割とあっさりしているので、痛々しくなく読めます。文章がとても読みやすく、ストーリーもスムーズに運びます。初めての作者様でしたが、この作者様の作品をまた読みたいと思いました。

色んな伏線があり上手く展開してますね。受けも弱いだけじゃない芯の強さを魅せてくれます。

ファンタジーとして設定も含めて良くできていたと思う。文章も読みやすくて良い。ストーリーが重視なのであまりエロさは無いけれど、二人が唯一同士であることの必然性もあり良くできていると思う。

このお話は良かった！！！なかなかスリルのある展開と個性的なサブキャストもグッド！第一、なくなったのが、極悪非道な摂政1人だけと言うのも、良かったと思います。勧善懲悪はいいのですが、悪人が誰も彼も死んでしまうのは、読み終わった後に、何と無く居心地の悪さを感じさせるものです。辛いこと、悲しいことがあっても、最後にほんわかできるのがBLの良さですね。新たなストーリーを予感させるエンディングも好きです。もっと挿絵が多かったらと言うことで星４つにさせていただきました。

複雑過ぎずご都合過ぎず、適度な世界観で読み易く、幾つかの伏線も回収されて読後はスッキリします。シリーズが出たら読みたいです。

一番好きなBL 小説かもしれない。大体一度読むと読み返しはしないんですが、これは何度も読み返してしまう。モンゴルっぽい異国情緒豊かな情景が目に浮かぶようで描き方がうますぎる。運命という言葉では表現しきれない、互いが互いをただ一人と決め、溺愛とかを超越したカップルです。絵もぴったり過ぎて怖いぐらい。脇を固めるキャラクターも魅力的だし本当にオススメです。