レビュー一覧

ベティ作品でも一二を争う短気ヒロインじゃなかろうか…読んでてちょっとしんどさを感じる気の強さというかなんというか。ヒロインとヒーローの婚約者は初めて会った時からかなりバチバチ。なのにそこに無自覚に火種放り込むヒーロー(;´д｀)ヒーロー立ち回り下手すぎというか、オカシイというか…それアカンやつや、な行動をよくとる。ベティのヒーローはちょいちょいそういう所あるけどこのヒーローマジで酷かった…。これが相手で本当にいいのかヒロイン…あ、今回のヒロインも大概だったか。残念ヒロインと残念ヒーロー…あ、お似合いだったか。あと訳者さんの地の文の言葉のチョイスでちょっと気になる部分が幾つか。私の好みからはずれてたかなぁ、と。

既刊『春に天使が舞い降りて』所収。(他作品と二本立てです)ダブって購入してしまったのを、途中でアレ？と気づきました。ご用心ください。婚約者がいるのにヒロインに惹かれてしまって行きつ戻りつ、見方によっては優柔不断ともとれるヒーロー。結局ハッピーエンドになったものの、あまり感心できません。「ちょっと困ったちゃん」な代理の牧師さんの描写は、実際ありありと眼に浮かぶようで、作者の人生経験、人間観察の蓄積だな〜と思いました。

これ、買って損です話も中途半端、これ本当に夢を与えるストーリー？ヒーローも最低、ヒロインも、、はぁ？この終わり方あり？読んで損した〜

ベティにしては耐え忍ぶウジウジ湿っぽいヒロインではなくシャッキとしていて私は好きなタイプでした。だってヒーローは婚約者がいるのにヒロインに秋波おくるような女の敵みたいなヤツなんですよ。しかも婚約者から別れを切り出させるように仕組むあかんたれですからね　もっとヒジテツくらわしてやればいいのにと思いましたが、ベティはとてもお上品なので紳士の扱いでした。ラストの早朝にバケツを椅子にしてヒロインを待っているヒーローを思い浮かべると笑いがこみ上げてきました。