レビュー一覧

まだどなたのレビューもない作品を購入することに少し勇気が要ったのですが、ためし読みですごく引かれたので購入しました。静かな大人の恋でした。大人の、なのでエロは割りと多く、でもしっとりとした気持ちのやり取りを見ていると頑張って!と応援したくなるような気持ちにもなります。１冊まるごと１カプのお話。静かにストーリーが進んで最後には受け君に対する攻め君のあまあまな気持ちが溢れると言う嬉しくなる美味しい作品でした。次に購入される方の参考になれば嬉しいです。

初読み作家でしたが、面白かったです。ただ、当て馬が2人も登場し、しかも1人は同級生で既婚者で赤ちゃんも生まれます。攻めをけしかけるためとはいえあまりに清々しすぎるし、男はノーカンだからOKという軽々しさに女として生理的に受け付けない当て馬でした。あとは、エロエロマニアックが大好きな私でも、この受けの淫乱さは好ましくなかったです。一途なのは分かりますが、全てにおいて身体が先行しているので信用性には欠けるかな。根は純粋で一途なんですが、フラッと肉体的に浮気しそうなタイプ。これまで見てきた純情ビッチ達とは何かが違う…。面白いのに後味が悪いって、私には新しいパターンでした。面白いには面白いのですが、もっと純情さを掘り下げて欲しかったです。受けがメインで、他みんな当て馬か？と思う位受けだけが浮いていました。面白かったんですけどね、何だろう…

もーーぅ、二人とも素直じゃない！どんだけ擦れ違うの～。ぐるんぐるん回って落ち着くところに落ち着く話でした。ちなみに受けのほうが身体やや大きいです。わりとさらっと読めちゃう感じで物足りないかもと思いながら読んでたのですが、、最後のＨでの受けの行動にうっひゃーぁ！10年モノの執着心が表れててニヤけてしまったので、おまけの☆5です。

表紙の榛臣くんが妖艶で買ってと誘って来るので思わず購入笑ですが買ってよかった。内容紹介にもあるようにこじらせてます、後半ギリギリまで両片思いでかなりもどかしいです。榛臣と他の人が色々してるところもチラッと出るので苦手な方は少し注意ですが、個人的に猪塚さん嫌いになれなかった…切ない当て馬。性的嗜好はアレですが、彼なりに榛臣のこと本気だっただけに時計のくだりが切なかった。でもちゃんと動画消して去ってあげるとか大人だな…前半の夏生がヤキモチでちょっとSが入ったり、榛臣は榛臣でそれに喜んでたりするのも堪りませんでしたが、夏生と榛臣がくっついてからのイチャイチャも素敵でした。夏生が榛臣のことを一生懸命大事にしてるのがキュンキュンした。時計のとこの告白がもう…末長くお幸せに…あとは雁屋…笑奥さんいるのに笑まぁ、彼も素敵な当て馬でした。いい友達。

受けが大っ嫌いです！すみません。受けが誰でもいいと思ってしまった気持ちは分からなくもないのですが、自暴自棄になってしまうくらい人を好きになった事があるなら、当て馬達にだって心がある事ぐらい考えろよ！じゃあ自分の気持ちのままに生きているかと思ったら、攻めが好きだと言ってくれてるのに、おまえの為だみたいに身を引こうとするし‥？何がしたいんだ！あと当て馬の同級生が奥さん好きなくせに、受けとエロい事してもあっけらかんとしていて、ゲイを隠して結婚してるヤツより（この話には出てきません）不自然だと思いました。この話好きだった人はごめんなさい。でも私はダメでした！

高評価だったので期待して読みました。絵がきれいでキャラの顔立ちもかなり好み、Hシーンもすごくよかったのですが、グダグダグダグダとキャラの思考回路が同じところをぐるぐる回って一冊終わるという意味のなさ・・・・・。そのグダグダを最後の数ページでいきなりまとめてしまい、正直「えっ！？」って感じでした。しっとりしてはいますがとても大人の恋愛には見えません。当て馬のひげのおっさんですらやっていることが高校生並みの頭の悪さ。

んーーー。絵は綺麗で悪くないんだけど、登場人物が皆ゲスくて読んでてイライラした。受攻も当て馬二人もホント自分勝手で自己中で…この中の誰とも絶対付き合いたくないわーって感じ。「大人の恋愛」なんてカッコいいもんではなくて、過去をこじらせた二人がまわりを巻き込んでモダモダしてやっとくっつきました…って感じ。誰も「いい男」だとは思えなかった。

大人の恋愛？…はて？面白くなかったです。

黒髪が受けです。受けの方が身長がでかいです。受けがビッチ設定です。攻め以外とのセックス描写があります。以上を踏まえた上で、長年の両片思いを実らす大人のBLです。私は上記の色んな設定が何個か好みじゃなかったので評価を下げましたが、上記の設定が好物の人は絵も上手いしストーリーも無理ないので楽しめると思います。

大人の恋愛…ではないかな。恋心を誤魔化すために他人と関係を持つ。場合によったら切なさできゅんきゅんしてしまうのですが、この受けには全然共感できなかった。何よりも私の萌えを奈落に突き落としたのは、既婚者の友人。同性だったら浮気とカウントされない？（妻公認？）…謎ルール。子どもができたと知ったときは感動で泣いたとか語る締めのくだり、お前らのこと心配してた的なことを言っており、いい人ポジションなのが気持ち悪すぎる。なぜこんなキャラを作ったのかと問いたい。脇役なのでさらっと読み飛ばせばいいとは思うのですが、どうしても無理でした。結局、このお話で一番共感できたのは当て馬の猪塚さんっていう…。