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騎士団シリーズの3冊目です。今回はいつもの主人公2人が脇で、副長と黒竜のお話です。いつもは暴走メンバーを抑える役目の副長も、実は結構つっこんでいくタイプのようです。強いくせに副長が好きすぎてちょっとへタレな黒竜と、受けではあるけど男前な攻め受けな副長さま。それにしても竜の発情期が50年から100年も続くとは。ノーラヒルデの体力ならずっとつきあえそうです。

読みたかった副長と黒竜の話し。半分はかっこいい戦闘シーン込みの漢前な副長の活躍。後半は黒竜との番う迄の攻防！満足度半端ないです。

初めての作家さん。シリーズの前作は未読ですが設定を読んで購入。面白かったです。物語の背景も説明があり前作未読でも問題なく理解できました。受の副長は凛々しく強くて美しく、男前。攻の黒竜は尻に敷かれるヘタレですが、小さい竜姿で甘えるところは可愛いし、人間スタイルでは言葉数は少ないけれど独占欲が強く、甘くて良いです。騎士団の日常や戦闘シーンも丁寧に描写されていてBLというよりファンタジー小説として楽しめました。

正しく女王様と下僕(笑)尻に敷かれることなど些細なこと全く拘らない元魔獣王は真に強いのでしょう。騎士としての強さ精神力綺麗な魂のノーラヒルデを守るためなら何でもやるし何にでもなっちゃうよって感じ。愛されてるね〜！黒龍にツンデレ女王様の心の声を聞かせてあげたい！

ひたすら男前で女王様です。かっこいいです。黒龍さんの嫁の尻に敷かれて具合が楽しい。

シリーズ物で他2作あるそうですが、そちらを読まなくても全然大丈夫でした。ファンタジー好きにはたまらない世界観でした。ノーラヒルデは受けなんですがとても男前でかっこいいし、ヴィス攻めだけどちょっとヘタレな感じがして面白かったです。

『空を抱く黄金竜』の副団長と黒竜カップルのお話。冷静沈着な副団長が受け。黒竜が、小さいバージョンとか人間バージョンとかの状態で感じが変わるのが萌えポイントでした。BLっていうよりは、ファンタジー小説として楽しめました。

シリーズの中で一番エッチシーンが多いです。スピンオフかと思いましたが主人公が王子と団長から副長とドラゴンに代わっての進行系。常に冷静だと思っていた副長が以外とイケイケの好戦的な性格なのには驚きでした。