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興味深い話ですが…。エッセイって書いてあるから、沖田×華みたいな作者自身の体験談だと思って購入しました。最後、あとがきで、取材協力ありがとう的なミニマンガがあり、「は?!存在しない主人公?!複数人を足して作った、存在しない人間?!は?!」って怒りが込み上げてきました。親を亡くす、精神科というキーワードで自分と重ね合わせて読んでたので、読み終えて微妙な気持ち。
とても面白く優しい雰囲気の作品だな、と思いました。しかし、作者=主人公の実話エッセイだと思って読んだので、最後に、作者が取材を重ねて書いたお話しだと分かった時に、主人公は実在せず、ストーリーも色々な方のお話しをつぎはぎした物だと理解し、何だかガッカリしました。とは言え、とても良い作品だと思います。精神疾患について偏見もなく、終始優しい視点で描かれていて、興味深く読みました。
自分も看護師をしているので、患者さんとの関わり方が距離を持ちつつ、共感を得られているので凄いなぁと思いました。(感想文みたいですが…笑)
創作は創作でも、実際取材に基づいて書いているからいいのでは?と思っちゃいました。私は、今、とってもつらい状況で、ギリギリのラインでいるのを自分自身で感じていて、この作品を読んで、なぜだか分かりませんが、癒されました。ありがとうございます。
精神科のことを描くにも色々あると思うけど、主人公の観点が好きでした。ネタバレかどうかわからないのですが、「死にたい気持ちとは」、「自殺とは悪か?」などのテーマについて、今まで自分が疑問を抱いていた点も含め、すっと心に入ってくる内容が描かれてました。読みやすくておもしろくて、その分心に(良い意味で)ぐさっと来ます。
私も精神疾患を持つ一人です。入院も体験しました。そこにいたのは、本当に優しい優しい人達。躁鬱病で激しい人もいましたが、根は優しい人達。キチガイ?とんでもないですよ。外の世界で成功してる人たちのが、よっぽど質が悪い人が多い世の中です。成功してるサイコパスなんて良い例だと思いますよ。
特にドラマチックに描かれている訳ではなく、出会った患者さんを淡々と描いた感じの漫画でした。今まで精神を病んだ人に出会った事がない人が、こんな世界もあるんだと入門的に知る事が出来る本かなと思います。
内容は面白かったけど、コミックエッセイかと思ったら、取材して書いたものと最後に分かり、そこに何か違和感を感じた。
統失、うつ、境界性パーソナリティー障害に苦しむ人、自分の回りにもおられます。。。苦しんでいる本人たちには聞けない本当の辛さ、病気の専門書では到底書ききれない実情が、この作品にはあります。精神科の看護師の方々に頭が上がりません。これだけ、こころの病が特別なことでなくなった現代、ぜひ読んでみてほしいです。重くならないように描かれていてとても読みやすいです。
他の方も書いておられますが、実録漫画ではないので注意です。ナース経験のない作者さんが、取材を通して見聞きしたことを、さも実体験のように臨場感たっぷりに描写する創作漫画です。他の多くの読者さんがそうであるように、私もこの漫画は「泣ける『実録』漫画」だと思っていました。個性的な患者さんがいっぱいで大変だな……でも職員みんなが一丸となって患者さんと向き合うって、なんかいいな……と何度も涙ぐみながら読みました。最後に「取材大変でした☆」的なネタばらし(?)があり、主人公のナースも、勤務している精神科病院も架空のものであったことが分かりました。その瞬間「真剣に聞いていた友人の悩み相談が実は全部他人の体験談をちょい借りした作り話だった」時みたいな虚無感を味わいました。自分も聖人ではないので「よかった……母親を亡くしたかわいそうな精神科ナースはいなかったんだね……!」みたいな気持ちにはとてもなれなかったです。最初からはっきりそう言ってくれれば、こっちもそのつもりで読んだのになぁ。作り話をこれだけ本当らしく描けるのは、ある意味才能と言えるかもしれませんが……内容は面白いだけに、がっかりでした。
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興味深い話ですが…。エッセイって書いてあるから、沖田×華みたいな作者自身の体験談だと思って購入しました。最後、あとがきで、取材協力ありがとう的なミニマンガがあり、「は?!存在しない主人公?!複数人を足して作った、存在しない人間?!は?!」って怒りが込み上げてきました。親を亡くす、精神科というキーワードで自分と重ね合わせて読んでたので、読み終えて微妙な気持ち。