レビュー一覧

表紙の絵がかわいいなぁと思い購入しました。このお話は前編後編で書いたものの書き下ろしのようで、前編は編集者の受け君の視点で、後編は小説家の攻めさんの視点で描かれています。前編は、攻めさんが序盤からすごい押せ押せで終始ニヤニヤしちゃいました(笑)。受け君が小説に対してすごく真っ直ぐで、一生懸命でとてもいじらしいなと感じました。後編は前編の空気とは一変していてちょっとシリアス気味。攻めさんの嫉妬と自分に無い物を持ってる受け君への執着に塗れる様にとても萌えました。自分の感情と小説に向き合っていく攻めさんの成長もよかったと思います。濡れ場はそれほどありませんが最後はハッピーエンドでよかったです！自分はとても好きでした。オススメします。

前半は受けの編集者が中心で、後半は作家先生を中心に話が進みます。私は後半の話の方が好きでした。カッコイイ作家先生が内面の弱い部分をさらけ出し、受けの編集者にぶつかり合って、二人の心の絆が深くなって、いい関係だな、と思いました。

初めての作家さんでした。小説家の方が書く小説家のお話って書きながらご本人何考えてるのかなってとこも含めて面白いんですよね。こちらは売れっ子イケメンミステリ作家と真っ直ぐで熱烈ファンの編集さんの、実はどちらも不器用だったよという2人のお話。後半不穏な感じもありますがハッピーエンドです。

何となく最後まで攻めのイメージが固まらなかった。線が細い印象で、どちらかというと受けポッイ感じ…?。いつの間にあれ程受けを好きになったのか、最初に関心を持ってからいきなりみたいな唐突さがありました。受けの方は真っ直ぐで純心でウブ…攻めでなくとも貴重な逸材と思います。