なんだかいつもと違う！いよ、違わない？なんだかんだイイ人が出てくるお話の多い先生の作品。今回は最後のお話の暦売りが怖い((( ；ﾟДﾟ)))一度だけしか行けない暦売りのお店。巡り暦を毎日めくると最後の日に行きたい１日に戻ることが出来る。そんな不思議な暦を通じて起きる不思議なオムニバスストーリー。どんな風に話が進んでいくのか期待を込めて☆ひとつ減らして次巻を待ってます！とりあえず、ずぼらな私は３日でめくらなくなって時を巡る事は出来そうにないな。

きれいで狂ってる空間を描く作者のどや感がすごい。この作家さんの描く生意気キャラ、気の強いキャラは好きになれず、鼻に付くばかりです。ゆうまくんは少し好き。自分でも不思議です。

ん〜〜〜。コンセプトはよいんだけどな。今一つ盛り上がりとか男の不思議な部分とかが不完全燃焼。残念です〜〜。

作者さん買いです！読めて良かったです！…なのですが、ハッピーエンド好きだからか最後のお話しだけちょっと寂しくなってしまいました…。それと、作者さんは続きは読者に委ねられる事が多いのかも？ついつい続編が見たくなってしまいます！

他の方も書かれているように、今回のお話はいつものほのぼのや胸キュンではなくちょっとホラー寄りでびっくりしました。でも各ストーリーに最後には救いもあって、なんだかんだで鈴木先生らしいお話でした。

お話しは、ファンタジーに満ちた愛故に余った時間を貯めこんで、好きな人のために使い、また愛故に歪んだ世界であっても傍にいたいと願う。どちらも悲しい愛と言う見えない力に翻弄されていく。形がない愛だからこそ、繋ぎ止めその空間に閉じ込めたいと願うのかもしれない。

初めはいい話だと思って読んでいたのですが、暦の1日分はどこから持ってきたの？使った残りしか集められないの？と気になってしまい、最後まで楽しめませんでした。例えば「1年間で無駄に過ごした時間を寄せ集めている」「暦を買ってから疲れやすくなった(生命力や休息時間を奪っている)」「暦をめくり損ねると(途中でやめる等)、暦売りの方にペナルティがある」など、何かありそうなエピソードを入れて、ホラー寄りに振り切った方が面白かったような気がします… 　最後の話だけ毛色が違って、暦売りが悪人面です。屋敷の女性の寿命を無理に引き伸ばしてずっと閉じ込めているところが、良かったのですが、話の途中で打ち切られたのでしょうか？最後がスッキリせず終わっていることが残念です。

作者買いでした。ほのぼのストーリーかと思いきや、ホラーです。

作者買いです。オカルトチックで引き込まれます。この作品、未完なんですかね？続き、待ってます。

幻想的で面白い構成でした。過去に戻れるのはいいですね。