レビュー一覧

一巻二巻続きものなので両方読みました。この作品映画になってもおかしくないぐらい面白かったです。賢明に状況に慣れて逞しくなっていくヒロインや頭の良いヒーロー、従者のマルコも大人で優しい人柄なので敵との対比がハッキリされており分かりやすいです。話の流れやテンポ、展開が上手く飽きる事なく最後まてイッキに読みました。冒頭のヒロインが見た夢の伏線も最後でちゃんと回収されてるし読んで損はないと思います。オススメの作品です。

1巻では世間知らずのマリーナ姫が困難に立ち向かいながら人として成長する話。2巻が気になります。

中世ではどのくらいの領主だと姫になるのか…まぁプリンセスは大袈裟だと思いますが。こんな偶然？あるかな？

秀作ですね。運命に逆らえず望まぬ結婚に挑むヒロインが攫われて旅して恋して！と正にエンタテインメントのHQです。

ヒロインの衣装が時代や場所にあっていてとても素敵です！楽しく読めました

文句なしにオススメです。拐われたプリンセスが、教会(結婚式)からならず者たちにさらに拐われて、旅をするうち、領民たちとふれあい、守られるだけでないたくましい女性となっていく。ヒーローも単なるならず者でなく、プリンセスを守る知恵と決断力。二人が惹かれる様が丁寧です。また、当時の城や景色、服、髪型なども見所。歴史ものは、小物あってこそ。漫画だからこその世界を堪能していただきたいです♪

逃走劇があざやかで、ヒーローの機転やヒロインの順応性か面白く、あっという間に読みました。守られたい願望の女子にはオススメです。

儚げなヒロインでした。結婚に恋愛に対して夢も希望もなかったヒロインの心にヒーローが恋の炎を燃やしたのでしょうか・・・珍しいパターンです。大概はヒーローの方が結婚や恋愛に対してうんざりしているというのが多いのですが、今回は逆でしたね。そこがとても新鮮に感じました。

歴史物に求めるのは、その時代の雰囲気を味わえるかどうかが一番だと思っています。この作品は細かいところでその辺の欲求が満たされます。お話は、よく出来ているし楽しめる。難を言えば、ヒーローの美男子ぶりを見る機会が少なくて、ヒーローの見た目に心奪われる事がなかったことかな。

広瀬先生のクラシカルな絵がヒストリカルにぴったりで美しかったです、世間知らずだった姫君が様々な体験を通じて成長していく様子が面白かったです。