レビュー一覧

マジで名作です。紙書籍で持っていましたが迷わずDL。ようやく裸んぼシリーズ三作完結編が電子書籍化されてとっても嬉しいです。三部作の中でも特にPOLLINATIONは、BLという枠組みを越えて感動できる作品。私には自閉症の子どもがいますが、古い作品できっと当時はほとんど情報がなかったであろうにも関わらず、とてもよく書けています。特に自閉症目線で書かれた部分が！自閉症の本は色々出てますが、非自閉症の方が自閉症の思考回路を意識して書く、という姿勢に感動です！「思いやりはなんですか」と、本当に純粋に抽象的事象が理解できずに苦しむゆうやが・・・！そんなゆうやが、谷脇のそばにいると心が苦しくなって、混乱する姿がめっちゃ萌えます！俺様・嫌な奴だった谷脇が、見返りを求めず甲斐甲斐しく世話する姿も、めっちゃ萌えます！不器用な二人が、ぐるぐるしながら、それでも最後には歪ながら、唯一無二の存在になるという・・・。感動です。少しクセがありますが、BL上級者にはオススメしたい作品です♪

前作を読んでないからかもしれませんが自閉症の受けがメインのストーリーはイライラしっぱなしでした。BLと違う作品だと思います。谷脇の一方通行的なストーリーに感じました。

３部作の最後です。鬼畜な谷脇ですが、ここでもやっぱり鬼畜。少年に手を出すし。まあでもやっとハピエンでよかったです。

谷脇がいいやつになってた。ビックリです。いえ、やってる事は犯罪です。鈴木君視点で語られるお話をよんで色々考えさせられました。勉強になりました。

不思議な作品。谷脇先生こそ、病気じゃないかと思う。

自閉症を扱った作品ですけど、解釈が浅すぎて、途中挫折しそうになりました。でも、物語だからと腹をくくってから、こんなんもありなのかなあ～と納得しました。しかし性的な目的で子供の患者を引き取るなんて、谷脇スゲーと違う意味で感心しました！

色々絡み合っての谷脇の最後、悪くなかった。佑哉が牛歩で変わっている様も良かった。素敵な割れ鍋に綴蓋CPになると言う希望が見えて一安心。

３部作の最終巻でどんな最後になるか楽しみでした。思いのほか穏やかに終わってこの先の続きを幸せに過ごす予感がします。谷脇×佑哉はお互いに欠けているどうし上手くいくのかも、朗の面影を佑哉に見ているのは切ないけどそういう恋愛もあるからな・・・と、やっぱり読んでいて引き込まれるんですよね。

三作とも読みましたが、やっとハッピーエンドが見れて良かったです。

最初の方は谷脇は同じ轍を踏むのかと心配になりましたが、少なからず変化がありました。去る者追わずと行った感じだった谷脇が引き離されてしまったユウヤの元に現れたシーンでは少し感動してしまいましたし、甲斐甲斐しく世話を焼くところに成長が見られたと思います。ユウヤ目線、自閉症の思考回路で書かれていたパートでは自分の感情をコントロール出来ずに谷脇は自分にとって何なのか逡巡する場面もすごく良かったです。最後の場面がまた良かったです。アフターが繋がって少し泣きそうに...。3部作それぞれが読み応えがあって名作だと思います。