レビュー一覧

凄く雰囲気のある作品でした。安定した画力で、セックスシーンはゲイビとか回想シーンにちょっぴり。でも、それ目的でなく、自分探し、自分の居場所探しをしつつとっても愛されることに飢えてる青年と、写真を通して自分を表現しつつ、実は人を愛したがって止まない大人の恋愛ストーリーですよね。ヘビーでなく、ライト過ぎず、ほどよい加減のお話でした。イイと思います(^.^)。

アイロニードレス以来作家買いしています。みよしあやとさんって、ゲイであることの葛藤をテーマにしている作品が多いですが、これも、自分の居場所を見つけられない男の子のお話です。48時間があるのが良かったです。

郁海の健気さ？可愛さがたまらない！そして、秋葉の残念イケメンぷりが良いです！読後ホワホワしました。冒頭の重さとくらべて、郁海の家出理由の軽さが気になりますが、トラウマもちの受けを包み込む攻めの素敵なお話です！

カメラマンの秋葉さん×元ゲイビ郁海君のCP。秋葉さんは恩人の有村さんに頼まれ郁海君を引き取るのですが、有村さんが、同情で惚れて、幸せにしたと思うと飽きるというクズでどうしようもない男で、勝手にAV女優と心中して世を去ります。郁海君は傷つきながらも自分が愛されないことに諦めの境地なのですが、秋葉さんのうちで暮らすことで、少しずつ傷を癒し、秋葉さんとずっと一緒にいたいと自覚するようになります。なにげに包容力のある秋葉さん、かっこいいです。バーの泉さんもオカマですがいいキャラです。郁海君の実家は兄弟が多いふつうのお家ですが、好きだったノンケの同級生に告白しふられた際に、大学に進学せずゲイであることをカミングアウトしないまま突然家出してしまいます。ここが少し急すぎて共感しにくかったのと、秋葉さんのこれまでのゲイ人生があまり描かれていないのが残念なポイントかな。

悪くはないんですが、気付いたらお互い好きになってて割と突然まとまった感じがしました。ファンの人に対して周りが結構心配してるから何か起こるフラグかと思いきや何もなく拍子抜け…（勝手にハラハラした自分が悪いのかもしれませんが）あと登場人物の顔がみんな同じに見えてしまって少し読みにくかったです。

2話の終わりに出て来た人は3話に出て来たファンなのかな？顔が出てない上に髪の色も変わってると何の意図があったのだろうと思うのですが、よくわからない。この人はのちに波乱起こしそうなのに何も起きないし、ちょっと拍子抜け。こういう些細な違和感がいくつかあって、よくわかんないままあっけなく終わる感じがします。深い話になりそうでいて浅い。郁海が自分の居場所がないと思う気持ちの背景に大家族を使うってちょっとどうなの。家族がいなくて居場所がないなら読者にもわかりやすいと思いますが、家族兄弟が多すぎて居場所がないっていうのはさすがに甘え過ぎで子どもじみている気が。それなら秋葉との幸せを手に入れた後に家族がいる幸せについても回収すべきだったなと思います。

この先生の作品、絵が好きで借りてしまうのですが、ストーリーが私にはハマらない、、、でも絵が好きなのでそんなに後悔はないです。

他の方と同様ですが、重たい内容の割には話があっさりで、これでいいのか〜いくみの家族の話とかはいいのか〜と思いました。エロもあっさりだったので全体的に印象薄いですが、レンタルあったのがよかったです。

面白かったんですが、二人のラブラブが少なかったのが残念です

アクアなのにエロがない！笑 雰囲気の良い作品ではありましたが、ラブラブなスローエロ的なものが見たかった…見たかったよ…っ！！